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2009年 05月11日 輸入粗飼料情勢 / 平成21年5月号

平成21年5月11日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成21年5月号


1. アルファルファヘイ
 南部カリフォルニア地域では、既に3番刈りの収穫が行われています。一方、輸出向けの主産地であるワシントン州については冷涼な天候のため、一番刈りの収穫は1週間~10日程度遅れる予定です。ただし、米国国内の乳価が低調なことから、一番刈りを好む米国国内酪農家からの引き合いは少なく、現在の収穫の遅れに伴う相場への影響は限定的と思われます。輸出向けについてはこれまで種子を購入し自国で生産していた中東諸国が水不足の影響で、アルファルファ製品の輸入を開始している事が最近の特徴として挙げられます。

2.スーダングラス
 主産地インペリアル・バレーでは、新穀の早播きの作付けは前年を大きく上回る勢いで開始されましたが、生産農家が旧穀相場の下落に伴いスーダンの収益性を懸念し、4月に入り急激に作付進度が緩め前年比を大きく下回る状況へと変化しています。今後の作付進度を測る事ができる種子の販売状況も低調である事から生産量は昨年を大きく下回る可能性が出てきています。

3.ストロー類
 フェスクストローの一大需要国である韓国は通貨ウォンが好転してきたことにより、控えていた輸入を再開してきています。このままのペースが続けば、通年より過剰だと見られていた産地在庫はある程度消化される可能性が出てきました。
 新穀についてはライグラス、フェスクともに昨年より供給量が15~20%減少する見通しです。昨年からの住宅不況のため、種子相場が低迷している事が大きく影響しており、他作物(クローバー等)への転作も進んでいます。

4.チモシー
(1)米国産
 冷涼な天候のため新穀の収穫は、早いところで5月最終週~6月第1週目から開始する見通しにあります。

(2)カナダ産
 現在、旧穀が順調に船積みされています。新穀については7月より灌漑地区から収穫が始まる予定にあります。

5.豪州産オーツヘイ
 北米産と比較して価格競争力があるため、現在日本からのオーダーは安定して行われています。しかし、金融危機に始まる経済不況は、北米航路だけでなく、オーストラリア航路にも影響しておりコンテナ貨物量が減少しています。そのため、各船会社はオーストラリアの便数を減らし、船腹調整を行っています。このため、空コンテナが不足する事態にもつながっており、希望通りの船積み手配が行えない状況が目立っています。
以上


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