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2009年 04月10日 輸入粗飼料情勢 / 平成21年4月号

平成21年4月10日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成21年4月号


1. アルファルファヘイ
 南部カリフォルニア地域の一部圃場では、既に新穀1番刈りが終了し2番刈りの収穫が開始されました。アルファルファヘイの作付面積は西海岸全体としては昨年より増加していますが、米国国内の乳価が下がっているため、米国国内酪農家からの引き合いは低調です。そのため、輸出向けについてはこれまで出荷先である日本、韓国、台湾に加えて中国や中東諸国へも出荷が行われています。

2.スーダングラス
 主産地のインペリアル・バレーでは、新穀の早播きの作付けが開始され、昨年同時期より3倍近く作付けが増加しています。しかし、遅播きについては灌漑用水の給水制限等の理由により昨年を大きく下回る事が予想されます。また、現在出荷が行われている旧穀については現地在庫は十分であり、新穀への在庫繰越が予想されています。

3.ストロー類
 フェスクストローの一大需要国である韓国は昨年10月以降ウォン安、国内経済の不振によりストロー類の購入を控えていましたが、3月以降は通常の購入ペースとなってきています。フェスクについてはオーダーが低迷していた事により産地在庫に余剰感がありますので、新穀が開始されるまでどの程度在庫が消化されるかが今後の焦点となります。
 新穀についてはライグラス、フェスクともに昨年より供給量が減少する見通しです。理由は①種子の需要が落ちているため圃場を他作物に転換している事、②肥料代替として土壌への鋤きこみ量を増やす事が考えられます。

4.チモシー
(1)米国産
 チモシーの生産農家は昨年は2番刈りを生産せず、他作物を生産した農家が多い為、今年の一番刈作付面積は昨年比20%減少すると予想されています。

(2)カナダ産
 冬季の降雪量は十分であったため、生育に影響する土壌水分や灌漑水量に今夏問題はありませんが、一部農家が他作物への生産に切り替えた事により、全体の供給量は減少する見通しにあります。

5.豪州産オーツヘイ
 現在、昨年後半から今年始めにかけて収穫された商品の船積みが行われています。特に西豪州では収穫時期に降雨が見られたため、低級グレードの発生量が多く、他グレードと比較すると余剰感が見られます。
以上


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