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2009年 03月15日 輸入粗飼料情勢 / 平成21年3月号

平成21年3月15日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成21年3月号


1. アルファルファヘイ
 南部カリフォルニア地域では、他地域よりも一足早く新穀1番刈の収穫が開始されました。一部の圃場では若干の降雨を受けた様子ですが、概ね順調の様子です。昨年アルファルファヘイの圃場が大きく減少し、価格が大幅に高騰したことを受けて各生産者はアルファルファヘイの作付けを増やしましたが、当時と状況は一変し、国内需要は乳価のみならず経済全体の低迷により引き合いは非常に弱い状況です。

2.スーダングラス
 主産地のインペリアル・バレーでは、スーダングラスの作付けが開始された様子です。前年度産の価格が非常に高かったことから現地在庫はまだ非常に多く、各社が隣立する同地域では生産者の作付け意向へも影響しています。加えて、灌漑用水の給水制限は小麦収穫後の作付け意欲を大きく減退させているため、今年度産の生産量は減少することが予想されています。このため、旧穀供給が例年以上に長引きそうな状況です。

3.ストロー類
 対ドル通貨価値の上下動が激しかった昨年終盤に船積みが低迷した、韓国の需要が戻りつつあります。フェスキューを中心に従来の船積み量まで回復しており、今後の需給への影響が懸念されます。
 現在米国を覆う経済不況は、ライグラスやフェスキューと言った芝生用途の需要を冷え込ませています。このため、種子価格も大きく低迷しており、より良い換金作物への転作を余儀なくされるところが出ている様子です。

4.チモシー
(1)米国産
 酪農用途に加え、馬糧用として使用されるため、使用量の上下動は比較的少ない草種ですが、ここ最近の経済不況から馬糧用需要の減少も見られる様子です。このため、生産者の作付け意欲は低く、チモシーの作付面積は昨年対比で減少する見込みです。

(2)カナダ産
 同地域にて作付けできる作物は限りがあるため、チモシーも作付け対象とはなりますが、生産リスクの高い牧草 (雨あたり等) よりも確実に見入りを得られる穀物への作付け意欲が高い様子です。

5.豪州産オーツヘイ
 全ての地域 (ウェスタンオーストラリア州、サウスオーストラリア州、ビクトリア州) で収穫作業は終了しています。北米産各草種と比較しても値ごろ感が強いため、各グレードの荷動きは順調です。一部雨あたりの発生した地域があるため、低グレード品の供給余力が比較的強いと思われます。
以上


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