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2008年 12月03日 輸入粗飼料情勢 / 平成20年12月号

平成20年12月3日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成20年12月号


1.スーダングラス
 米国主産地のインペリアル・バレーでは、冬小麦の作付けが始まっている圃場もありますが、小麦相場が昨年よりも下落していることから、作付面積については昨年ほど拡大しないと見込まれています。また、昨年、小麦の影響で遅まきのスーダンを作付けした農家は、日本や米国内需の低迷で期待したほどの収益が上げられなかったこともあり、通常の早播きスーダンを作付けする傾向もあります。
 一方で、インペリアル・バレーの農業用水の水源となっているコロラド川からの水配分問題について、関係者間で依然協議が継続して行われており、年内に結論が出る見込みですが、引き続き注視が必要な状況です。

2.アルファルファヘイ
 一部の産地では、輪作の一環から秋播きのアルファルファの作付けが行われており、来年に向けて生産量が回復する地域もある見込みです。

3.ストロー類
 産地であるオレゴン州の一部の圃場では、小麦の収穫後、輪作の一環で秋播きのライグラスやフェスクが作付けされていますが、園芸作物であるライグラス、フェスクは景気低迷による種子相場の低迷から作付面積は減少すると見込まれています。
 作付け後の降雨が発芽までの土壌水分に影響することや、年明け以降の降雨によって成育に影響が出てくることから、今後の天候を注視していく必要があります。

4.チモシー
(1)米国産
 輸出向けや馬糧用などの需要が主体ですが、主たる輸出先である日本の需要低迷や、景気低迷から馬糧用の需要も芳しくないことから、栽培を見合わせる農家もある様子で、来年度の作付面積は減少することが見込まれます。

(2)カナダ産
 麦類も含めて相場が軟化傾向にあるため、来年度は輪作体系に沿った栽培が行われる可能性が高まっています。

5.豪州産オーツヘイ
 産地である、西、東、南豪州での刈り取りがほとんど終了しています。
 東豪州の一部の地域では、生育期に干ばつ気味の天候が続いたことで、収穫ができませんでしたが、東、南豪州ともに全体に作柄は良好で、上位グレードが多く収穫されています。
 西豪州では、小麦などに転作が進んだことにより、作付面積が減少したことに加えて、多くの地域で収穫期に降雨があり、同じ西豪州でも産地によって、グレード別の収穫量に違いが出ているようです。
 ただし、生産量については、過去2年の干ばつの年とは異なり、豪州全体での数量は確保された様子です。
以上


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