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2008年 09月08日 輸入粗飼料情勢 / 平成20年9月号

平成20年9月8日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成20年9月号


1.スーダングラス
 米国主産地のインペリアル・バレーでは2番刈りの収穫が始まっており、収穫も後半に入っています。
 2番刈りの多くは、高温で推移する夏場の影響で成長が早く、茎の細い上位グレードよりは、茎が太めになる傾向があるため、下位グレードの発生量は増加し、上位グレードの発生量は減少する傾向にあります。
 また、小麦の影響で作付けが遅れたスーダンも生育期が夏場に入ったため、下位グレードが多く発生する見込みです。

2.アルファルファヘイ
 輸出向けの主産地であるワシントン州のコロンビア盆地では、1番刈り収穫後、乾燥・高温の天候が続いたことで、生育が早まり、降雨があったものの3番刈りの収穫も終了しようとしています。
 コロンビア盆地の南部では9月8日の週から4番刈りの収穫が開始される見込みです。
 シーズン当初の冷涼な天候によって生育が遅れ、その後の1番刈りの段階での降雨などにより、全体の収穫進捗が遅れ、今年度2008年産については、コロンビア盆地の中部から北部では収穫できない地域もあり、4番刈りの終了は限定的になる見込みです。
 また、3番刈りまでしか収穫できない農家についても、収量を稼いで、一定の収入を得るため、刈り取り時期を若干遅らせる場合があり、通常よりも開花したアルファルファが多くの見られるものもあると想定されます。
 ワシントン州の南に位置するオレゴン州では、産地が高地にすることや冷涼な天候が続いたことにより、例年より遅れており、現地では3番刈りの収穫が始まっていますが、収穫数量は限定的で、品質評価はこれからのようです。

3.ストロー類
 産地オレゴン州ウィラメットバレーでは、冷涼な天候が続いた影響から、生育は例年よりも遅れていましたが、収穫の最後になるライグラスの収穫もほぼ完了した見込みです
 現地では8月後半に降雨があって、一部の多年草のライグラスに被害がでましたが、被害は限定的で、輸出向けの品質にまで影響はでない見込みです。

4.チモシー
(1)米国産
 主産地のひとつであるコロンビア盆地では、2番刈りの収穫が後半段階に入っています。これまでの冷涼な天候が影響して、収穫時期は遅れています。
 もうひとつの産地であるエレンズバーグ地域でも収穫が開始されています。
 コロンビア盆地の2番刈り品質については、冷涼な天候が続いたことから、乾燥・冷涼な天候から茎の太さや茶葉の混入の影響が出ており、良品が比較的多かった1番刈りと異なり下位グレードが多くなる状況です。

(2)カナダ産
 主産地のアルバータ州では早い地域で2番刈りが始まっています。1番刈りについては、産地南部の灌漑地域と中部から北部に位置する天水地域で品質に違いが出ています。
 今年の場合、南部の灌漑地域で雨が多く、下位グレードが多く発生したのに対して、天水地域では天候に恵まれ、良品である上位グレードの割合が多い状況です。

5.豪州産オーツヘイ
 産地では現在、生育期間に入っていますが、作付け時の降雨に加えて、その後の生育期である7,8月でも一部の地域を除いて追加的な降雨があり、過去2年の干ばつの年と異なり、良好な生育状況にあります。
 最終的には収穫時の天候次第ですが、良品の収穫が期待されています。
以上


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