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2008年 01月10日 輸入粗飼料情勢 / 平成20年1月号

平成20年1月11日
全国農業協同組合連合会 (JA全農)

輸入粗飼料情勢 / 平成 20 1 月号


 明けまして、おめでとうございます。今年も、宜しくお願い致します。
 豪州産オーツヘイの収穫もほぼ終了し、今年度産の貨物が出揃いました。
 全体的に、昨年度産のような供給不安のある貨物はありませんが、米国内需要が引き続き旺盛なアルファルファを原料とする貨物は今後の供給体制に注意が必要です。

1. スーダングラス
 主産地のインペリアル・バレーでは、冬作物の播種が進められています。今年は小麦の播種が例年の面積を大きく凌駕することが現実的となっています。これら小麦の収穫は4月前後とされており、同時期に播種するスーダンの収穫時期が遅れることを意味します。
 加えて、コロラド川の水量不足から、今年から水利制限が検討されていた同地域でしたが、その開始時期が'09年1月まで先延ばしになったことから、今年度産は例年通りの水量を確保できる様子です。このため、小麦収穫以降のスーダン育成への影響はない見通しです。

2. アルファルファヘイ
 主産地のコロンビア・ベースンでは、引き続き国内需要家と輸出業者が現物の集荷を継続させています。特にヘイキューブ原料用途等を含めた、ビッグベールへの集荷意欲は非常に強く、各社はワシントン州の同地域のみならず、隣の州であるアイダホや一部はカナダからの集荷も進めている様子です。今年新穀の作付け面積は昨年を下回ることが確実視されているため、引合は引き続き強いまま推移するでしょう。

3 . ストロー類
 前年同月対比で日本向けの数量が大きく減少しています。中国産稲わらの輸入解禁や、国産粗飼料増産の動きもあり、日本のストロー輸入量は減少傾向です。一方、韓国向けの船積はフェスキューストローを中心に堅調に推移しています。

4. チモシー
(1)米国産
 主産地のコロンビア・ベースンでは、冬作物の生育時期となっています。これら冬作物として植えられている小麦の収穫時期は6-7月が最盛期となります。このため、今年新穀の作付面積は、昨年を大幅に下回ることが確実視されていることから、現在生産者の倉庫に保管されている貨物への引合が非常に強い状況です。

(2)カナダ産
 主産地のアルバータ州中部クレモナ地域、南部レスブリッジ地域での収穫は終了しています。冬季におけるカナダの気候は大変厳しく、貨車の運行不順によるデリバリーの混乱等が見られています。
 今後、コンテナヤードを中心とした港湾作業員のストライキが起こる可能性も伝えられており、デリバリーの混乱は継続する見通しです。

5. オーツヘイ
 各主産地での収穫はほぼ終了しました。
 豪州国内では一部降雨も見られており、今後の牧草地状況は改善の方向です。このため、元来輸出用が多数を占めるオーツヘイへの引合も落ち着きを取り戻しつつあります。
 今年度産は適期の降雨に恵まれた、西オーストラリア産の供給が中心になると思われます。
以上


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