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平成22年3月16日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
 
輸入粗飼料情勢 / 平成22年3月号
 
 
1. アルファルファヘイ
 米国農務省の発表によると、本年産のアルファルファの作付面積は、生産者がアルファルファの作付けを一部減らし、荷動きが早く資金の回収が早い他の作物(とうもろこし、ポテト等)にシフトしようと考えているため、ワシントン・オレゴン両州での作付面積が昨年に比べ1015%程度減少すると発表しました。そのため各サプライヤーはアルファ作付面積を把握するため今後のとうもろこし、ポテト等の作付け動向を注視している状況です。
 

2.スーダングラス
 現在スーダンの引き合いは安定的で、旧穀在庫は順調に出荷されております。そのため09産の在庫を多く持越すサプライヤーは少ない模様です。新穀については、小麦相場の下落が影響し、小麦からスーダンへシフトする農家が増えると予想されることから2010年度の作付面積は昨年度に比べて約2030%上昇し収穫量は増える見通しです。最近では3月7日にエルセントロ地区にて雷雨が見られました。そのため、一部のスタックに雨あたりダメージが発生したり、工場敷地内がぬかるんで予定通り原料ヘイが運び出すことができなかったため、一部のオーダーが予定どおりに船積み出来ない状況です。
 
3.ストロー類
 主にフェスク、アニュアルライグラスを輸入している韓国の引き合いが好調(前年2月対比で135%)です。一方、ペレニアルライグラスを主に輸入している日本は82%と低迷しております。その理由として北米ストロー価格の上昇により割高感が出はじめ、日本の需要が一部中国産稲わらにシフトしていることが考えられます。来年の新穀についてはアメリカの種子相場が低迷しており、旧穀在庫が残っていることから作付面積は大幅に減少する見通しです。
 
4.チモシー
(1)米国産
 既に産地在庫は払底しており浮動玉はほとんどありません。来期の作付面積は、チモシー需要が強いことから昨年度と比べ10%増加する見通しです。
 
(2)カナダ産
 今年度のチモシー作付面積はチモシーから小麦等の他作物へシフトしたことから大きく減少しました。それに伴い、収穫量も昨年に比べて大幅に減少しました。そのため産地在庫はほとんど無い状況です。新穀について一部の農家は収益をより高く得るためチモシーの播種を増やしていますが、旱魃等の影響で芽が土壌に根付かず、作付面積が予想より増えていません。
 
5.豪州産オーツヘイ
 オーダーは順調にあるものの、北米貨物と同様、空コンテナおよび船腹スペースが足りないため、スケジュールどおりに船積みが行えない状況となっております。今年度の収穫は既に完了しており、現在農家は来年度に向けて播種の準備を行っている状況です。
 
以上

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