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平成25年10月15日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成25年10月号
 
1.アルファルファヘイ
 主産地のワシントン州コロンビアベースンでは、今年度産の収穫作業は終了しました。9月中旬、4番刈の収穫時に大規模なストームが同地域を覆い、多くの4番刈に降雨被害をもたらしました。結果的に、今年度産は1、4番刈で比較的大きな降雨被害を受けたことになります。同地域で荷姿原料 (3-tie) を充分に集荷できなかったことから、オレゴン産で手配を進めている輸出業者や、ビッグベール原料へ荷姿を変えて対応している輸出業者も一部で見受けられます

 
2.スーダングラス
 主産地のカリフォルニア州インペリアルバレーでは、今年度産の収穫作業は終了しました。先日、某大手輸出業者で火事が発生し、スーダングラスの在庫が焼失するという事故がありました。この事故による焼失量をカバーするための動きにより、産地相場に値動きが生じる懸念があります。
 
3.ストロー類
 ウィラメットバレーにおける収穫作業は終了しています。7-8月の船積み数量に関して、今年度産を昨年度産同時期と比較してみますと、以下のとおりです。

[仕向け先別7-8月積み数量 (st) 実績]


合計量において、韓国向けは大きく変化がありませんが、フェスキューの量が大きく増加していることが分かります。フェスキューの供給量は頭打ちですので、先行きの供給余力が懸念されます。一方、ライグラスストローが大きく減少しています。これは、韓国CYに余剰在庫があり、荷動きが重いことが影響しています。

4.チモシー
(1)米国産
 主要産地のワシントン州コロンビアベースンでは2番刈の収穫作業も終了し、2013年度産の収穫作業が終了しました。2番刈は9月中旬のストームにより雨あたり被害を受けたことから、良品の供給量が限定的となっています。この状況は同地域だけではなく、エレンズバーグを含むキティタスバレーも同様であり、今年度産は1-2番刈ともに、ここ数年で最悪の供給環境と言えます。
 
(2)カナダ産
 夜半から明け方にかけて、既にカナダではマイナス気温となっており、2番刈も含めてカナダでの収穫作業は終了しました。収穫時の天候不順はカナダの特徴でしたが、ここ近年はこの影響により供給量および品質に安定性が見られません。米国産対比での価格競争力が期待される草種ですが、今年度産に関して言えば、天候被害による良品不足のため、価格、品質ともに、米国産対比での優位性は見られません。
 
5.豪州産オーツヘイ
 各地域で新穀の収穫が開始されました。西豪州では50%程度の進捗が見込まれていますが、収穫時の降雨により、雨あたりも発生している様子です。南豪州、東豪州でも収穫作業が開始されましたが、ここでも一部では降雨被害に見舞われています。そのため、今後収穫が進むにつれて、多様なグレードが発生しそうです。 

以上

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