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平成25年11月19日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成25年11月号
 
1.アルファルファヘイ
 主産地のワシントン州コロンビアベースンでは、今年度産の収穫作業は終了しました。9月中旬に同地域で発生した大規模なストームの影響により、4番刈の多くが降雨被害を受けました。とうもろこし相場の軟調により、アルファルファに関しても先安が期待されていましたが、雨当たりによる良品不足のため、産地相場は底打ち、直近では堅調に推移しています

 
2.スーダングラス
 2013年産は、早蒔き2番刈や遅蒔き1番刈の多くが降雨被害を受けたことや、降雨被害は免れたものの、収穫適期を逸する原料が多く見られる結果となりました。この時期に収穫された原料の多くは輸出適格品に満たなかったことから、米国内需要家への販売や、圃場にすき込むことで土中養分の回復等を期待する動きも現れ、輸出余力が想定以上に少ないことが見通されます。
 
3.ストロー類
 2014年産の見通しについて、ペレニアルライグラスは種子価格が上昇しているため、この秋ウィラメットバレーでは新規に同作物を作付けする意欲を持つ生産者が多く見られました。しかし、作付け開始時期となる9月の天候が悪く、作付け作業の本格化が10月にずれ込んでしまったことにより、想定よりも転作は進んでいないと考えられます。
 一方、フェスキューについては、現在の種子価格が例年と同程度で推移していることから、新穀の生産意欲を沸き立たせるような状況にはありません。
 つまり、2014年産の構図としては、ライグラスストローの供給余力が多少なりとも上昇する一方、フェスキューストローの供給余力には大きな変化がないと見通されます。

4.チモシー
(1)米国産
 チモシー需要国とされる日本および韓国では、基本的に2番刈への需要は少ないとされていますが、今年産は1番刈の良品が限定的でしたので、2番刈も含めて、良品への引き合いが非常に高まりました。しかし、9月中旬にワシントン州で発生したストームの影響により、2番刈ですら良品を十分に確保することが出来ない年になってしまいました。良品不足により、産地相場は依然として堅調です。
 
(2)カナダ産
 米国では秋口に播種したチモシーを1番刈だけ収穫してとうもろこしに転作することも一般的になりつつありますが、カナダではまだチモシーは多年草としての位置づけが強い様子です。基本的には穀物および油糧種子 (麦類、菜種) を収穫することを基本線としているカナダ農業ですが、チモシーは播種後の経費が少ないとし、播種後3-5年間は継続する生産者も多い様子です。このため、2014年産の作付面積も大きく変化はないと見通されます。
 
5.豪州産オーツヘイ
 2013年産の新穀収穫作業はほぼ完了した様子です。西豪州では収穫期の降雨の影響により、上位グレードは極めて限定的とされています。南豪州でも収穫作業は終了しており、西豪州程ではないにせよ、収穫期における降雨の影響を受けている様子です。東豪州では収穫最終段階に入っており、60%程度がベーリングまで達しているとされています。 

以上

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