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平成26年1月20日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成26年1月号
 
1.アルファルファヘイ
 今月は、米国産アルファルファヘイの各国への輸出量に注目したいと思います。
 2013年11月までの累計輸出実績を下記表に示しています。全体輸出量は1,800千トンを超え、日本向けの輸出量は、UAE、中国に次いで第3位となりました。UAEや中国からの引き合いは今後も堅調に推移すると予想され、産地相場を下支えする要因となることが懸念されます。
 興味深いのは、サウジアラビア向けの輸出数量が伸びを見せていることです。同国では、自国生産していたアルファルファヘイを「原則として」2015年までに購入に切り替えることを国是としています。そのため今後は、同国むけの輸出シェアが高まっていくことが予想されます


[米国産アルファルファヘイ輸出実績]
                                   出典:USDA


2.ストロー類
 2014年産の作付は終了しています。
韓国系のサプライヤーの情報によると、韓国では2013年産の国産わらが過去に類を見ない好環境で収穫されたため、肉牛生産者を中心に国産わらの使用が増加しているとのことです。これにより、輸入粗飼料であるアニュアルライグラスが韓国CYでかなり滞留しており、市場価格も輸入価格を大幅に下回っているのが現状です。
 一方、フェスキューストローは酪農向けTMRに使用されることが一般的ですが、韓国内では2013年の夏場に乳価が上昇したことを受けて、購買意欲は依然として強いとされています。このため、フェスキューストローへの引き合いは安定しており、需給環境が緩和する見通しにはありません。
 
3.チモシー
(1)米国産
 現在、中国-米国当局間でチモシーの検疫規定について議論が進められていることは周知の事実ですが、どうやらその議論も終盤に差し掛かっているとのことです。生産が安定しない(収穫番手が限られているにも関わらず、その時期の天候が安定しない)草種に中国需要(馬糧用途)が入ると、今後、日本向けの安定確保が益々難しくなることが懸念されます。
 
4.豪州産オーツヘイ
 新穀の船積みが始まっています。
 既報の通り、旧穀に比べて軸が太めに仕上がっていること、産地間でも品質差異が見られることから、日本国内での販売に際しては十分な説明が必要とされます。実際に本邦にて品質確認・評価が実施されるのは、2月以降となることでしょう。
 相場は上位品の供給余力が限定的である一方、中位品は潤沢であることから、先々に上位品と中位品の価格差が開く可能性があります。 

以上

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