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平成26年3月27日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成26年3月号
 
はじめに
 2月後半から3月前半にかけて西海岸全域を覆った低気圧は各地で降雨や降雪をもたらしました。その結果、全体的には旱魃を緩和するような傾向にはなっていますが、地域別には引き続き旱魃の影響を色濃く受けるところがある様子です。カリフォルニア州水利資源局は2014-2015年度内において、限られた水利資源は生活用水を優先する旨を発表しました。つまり、北部、中部カリフォルニアの農業生産用水はさらに制限される可能性が出てきたということです


1.アルファルファヘイ
 インペリアルバレーでは収穫が平年よりも一ヶ月早く始まりました。既に1番刈の収穫は殆ど終えており、2番刈が開始するところです。旱魃の影響を懸念した需要家による引き合いが堅調であり、産地相場は高騰しています。昨年同時期対比+$25/st強の価格での取引が一部では行われている様子です


[インペリアルバレーにおけるアルファルファヘイ作付面積の同時期対比]
                                単位:エーカー

 
2.スーダンヘイ
 前月号では、プレミアム品の発生減少について記述しましたが、3/15にインペリアルバレー灌漑局が発表した同地域の作付面積を見ますと、過去10年間で最大の面積となっています。小麦の作付の少ない年度は確かにスーダンの作付面積は増加傾向にあるのですが、今年も同様ということです。旱魃の懸念はありますが、スーダンの種子価格が安価であることが作付面積の増加に寄与したものと考えられます。およそ5月末頃までの播種が一括りに早蒔きと称され、茶葉が少ないクリーンなタイプの商品が多く生産されると言われています。スーダンヘイは約60日前後で収穫を迎えることから、例年以上に新穀の流通は早いものと思われます


[インペリアルバレーにおける小麦作付面積の同時期対比]
                           単位:エーカー


 
 
3. ストロー類
  旱魃と低温の影響を強く受けていたストロー類ですが、ここ最近の降雨と気温上昇により生育が概ね平年並みまで回復してきました。
 米国農務省の発表によると、ストロー類品目の作付面積は以下のとおりになっています。種子業界としては"微増”という位置づけの様子でして、種子需要が堅調に推移していることを示しています




4.豪州産オーツヘイ
 既報の通り上級品は発生量が限られていることから相場は堅調に推移していますが、中位品に関しては生産量が多く結果的に産地相場の値下げの動きが見られています。 

以上

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