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平成26年4月30日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成26年4月号
 
はじめに
 2月末から3月上旬にかけて西海岸を覆った降雨・降雪によりPNW地域における旱魃の懸念は払拭することができましたが、カリフォルニア州を中心としたPSW地域の旱魃状況は依然として続いています。


1.アルファルファヘイ
 収穫が平年よりも1ヶ月早く始まったカリフォルニア州インペリアルバレーでは2番刈が終盤に入っています。同州の旱魃による不足感や乳価が目先好調であることから、2番刈は1番刈よりも$5-10/st程度高値で取引が進められています。昨年同時期対比では既に$30/st以上の高値取引が展開されており、輸出価格にも反映され始めています。この1-2週間で旱魃主要地域の中部-北部カリフォルニアで1番刈が始まる見通しです。


 
2.スーダンヘイ
 昨年よりも早蒔きの面積は広いとされています。ただし、どれほど2番刈の収穫が行われるかがポイントとなります。今年度産の小麦作付面積は過去10年で最低レベルです。つまり、小麦収穫後の遅蒔きによるスーダンヘイの作付面積の取り返しは期待できない年といえます。既にインペリアルバレーでは90F(32℃)を超え、1番刈の収穫は5月の上旬から始まる見通しです。

 
 
3.ストロー類
 産地では気温が上がり始め、遅れていた生育が徐々に回復しており、ライグラス、フェスキューとも順調に生育を続けています。現段階では平年程度の収穫時期となりそうで、7月上半期にフェスキュー、7月下半期にライグラスの収穫が始まる見通しです。旧穀は全般的に荷動きが弱く、特に韓国向けのアニュアルライグラスの荷動きが極端に鈍っています。


4.USチモシーヘイ
 作付面積は昨年対比で増加傾向にあります。ワシントン州コロンビアベースンでは4月に入って70F(21℃)を超える日が続き、この1-2ヶ月で気温が徐々に上昇すると、それと平行して作物も生育の速度を上げます。長雨や寒気団の予報はなく、順調に推移すれば収穫まであと45-60日程度です。早いものでは6月第一週頃の収穫開始(昨年同様)の見通しです。

5.豪州産オーツヘイ
 高止まりしている北米産乾牧草よりも全般的には魅力的な価格水準、品質であることから、北米産の新穀が出回るまでは堅調な荷動きが推移すると見られています。中位品は供給余力過多を背景とした競合により、若干の相場軟化傾向にある一方で、供給余力の限られる上級品の相場は横ばいから堅調に推移しています。ここにきて豪ドル高の傾向が続くことにより、今後供給元からの値上げ要請が予想されます。

以上

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