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平成27年4月30日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成27年4月号
 
 

 
はじめに
 港湾争議は2/20に終了を迎えたものの、各船社は、遅延したスケジュールの正常化をはかり、抜港や貨物を積み残しての出港をしていますが、正常化には至っておりません。
 カリフォルニア州では、昨年同様、旱魃に悩ま
されております。Sierra Nevada山脈の降雪量は平年の5%程度となっており、この山脈の雪解け水に頼ることが大きい同州では、4/1に州知事が生活用水の25%削減を呼びかけています。一方で昨年、歴史的に高値だった乳価は、今年は大幅に下落しており、周辺諸州から積極的な購買に動けない状況です。


 
1.アルファルファヘイ
 カリフォルニア州インペリアルバレーでは、2番刈が始まりました。1番刈は降雨被害を受け、2番刈が輸出対象として期待されています。同地での作付面積は、昨年対比△8%となり、過去10年で2番目に低い水準です。
ワシントン州コロンビアベースンは、1番刈の収穫が4月最終週から開始される見通しです。新穀価格は昨年対比で下がることが期待されていますが、今後カリフォルニア州の酪農生産者の購買の動向が注目されます。


 
2.スーダングラス
 スーダンの早蒔きが最盛期です。同時期の作付面積としては、2008年、2009年に次ぐ少ない面積となっています。小麦収穫後の遅蒔きの面積にも注目です。インペリアルバレーでは、懸念されていた取水制限からは、農業用水は対象外となりました。

3.ストロー類
 ウィラメットバレーにおける、ライグラスおよびフェスキューは、気温の上昇に伴い、順調に生育が進んでおります。同地では、港湾争議に派生したポートランド抜港のあおりを受け、シアトル/タコマ港への長距離輸送を余儀なくされています。長距離輸送により、物流に大きな影響を及ぼしていると伝えられています。

 
 
4.チモシーヘイ
 コロンビアベースンでは、チモシーの成育が進んでいます。南部地区では、4月末から収穫を予定しています。ZHI集荷先の圃場は北部に位置しているため、5月中旬から収穫が開始される見通しです。各サプライヤー旧穀のダンピングを行い、新穀の受入準備を開始している様子です。


 
 5.豪州産オーツヘイ
 豪州では、翌年度産の作付けを順次進めているところです。播種時期前に生育に必要なまとまった量の降雨がある事をシーズンブレイクと呼びますが、西豪州ではこのシーズンブレイクがなく、時期に迫られて仕方なしに播種を進める地域もあるそうです。
また、米国西海岸の港湾争議による受渡の遅延および不安定性の影響から、豪州貨物へのオーダー集中が起こり、供給元によっては端境期を待たずに在庫が払底するところも見られます。

  以上

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