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平成27年7月27日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成27年7月号
 

1.アルファルファヘイ

 カリフォルニア州インペリアルバレーでは5番刈、ワシントン州コロンビアベースン南部では3番刈の収穫作業が進んでおります。西海岸では例年の気温をはるかに上回る記録的な猛暑となっており、アルファルファは通常よりも早い時期からヒートストレスの影響を受け、いわゆるサマーヘイ(CPが低く、繊維分が多い)の傾向が見られます。

2.スーダングラス
 主産地であるインペリアルバレーにおける早蒔き一番刈りの収穫は概ね終了いたしました。収穫時および生育最終期において今年は天候に恵まれず、雨あたり被害が見られます。また、過剰な土壌水分と猛暑の影響からスーダングラスが蒸されたようになってしまい、茶葉の混入といった品質への影響が予想されます。遅蒔き一番刈りについて、米国独立記念日(7月4日)を過ぎたあたりから収穫が開始されましたので、品質等について今後情報をお届けいたします。

3.ストロー類
 オレゴン州ウィラメットバレーでは、アニュアル種に続き、フェスキューやペレニアルライグラスの収穫が始まっています。西海岸北部は高気圧に覆われており、降雨被害等による極端な供給余力の減少は起こらないであろうという見方が強いです。ストロー類は旧穀在庫が多く、一方で新穀の供給余力も十分であることから、ここ近年の中でも一、二を争う安値になることが期待されます。

4.チモシーヘイ
 ワシントン州東部や、オレゴン州東部でも収穫作業始まりました。
 既報のとおり、降雨による倒伏被害の影響から、今年度産一番刈りは例年よりも茶葉混入度が高い傾向にあります。一方で、中位グレードから下位グレードが多く見られるため、ストロー類と同じく、例年対比で安値になることが期待される品目です。

5.豪州産オーツヘイ
 新穀は生育過程にあります。エルニーニョ現象(海水温が平年より高くなる現象)の影響を受けての旱魃は依然懸念事項ではあるものの、各地でまとまった雨に恵まれたため、土壌水分は現時点で平年並みまで落ち着いているようです。
 西豪州ではオーツそのものの作付面積は増えているものの、燕麦としての集荷を見込んでおり、牧草としての集荷面積は減少する見込みです。南豪州では豆への転作がなされ、例年対比で作付面積が減少しておりますが、降水量が十分であることから牧草収量は確保される見通しです。東豪州は旱魃傾向が残っており、一方で作付面積は平年並みであることから、今後の降水量次第で収量に影響がでることが予想されます。
以上

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