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平成28年5月31日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成28年5月号
 

1.アルファルファヘイ
 西海岸南部インペリアルバレーでは3番刈の収穫を終え、4番刈の収穫を待つ状況です。今後気温や温度の上昇に伴い、食下量低下による乳量の低下が懸念される同地域では高成分値のアルファルファヘイが一層重要性を帯びてくる時期となるでしょう。中国向けの輸出量が引き続き順調に推移している背景から、同地域の2016年度産作付面積はここ数年で最大を記録しています。西海岸北部コロンビアベースンのアルファルファ1番刈も5/7の週から本格的に始まりました。

 
2.スーダングラス
 主産地のインペリアルバレーでは早蒔きスーダングラスの収穫作業が始まりました。輸出業者が繰越在庫を多く持っていること、販売先が日本に限定され近年では多くの数字が動かないこと、販売先が限定され汎用性が少ないことから市場リスクが大きいこと等が生産者のスーダングラス離れを物語っている様子です。特に今年のように飼料価値としてスーダングラスよりも高いアルファルファヘイの価格が低位で抑えられている環境下においては適切な価値が付けづらい商品となっています。

3.ストロー類
 NASS(USDA農業統計局)発表によると、2016年度産のストロー品目関連品目作付面積は以下のとおりとなっています。アニュアル・ライグラスの作付面積が4%程度減少している他は昨年並みの作付面積です。ストローでは2015年度産の繰越在庫が予想されており、収穫時の天候が許せば若干の供給量減少も問題視されない見通しです。


 
4.チモシーヘイ
 チモシーヘイの収穫が5/20頃から始まっています。一部の大手輸入業者は残存している2014、2015年度産の中位品繰越在庫を各地(日本、韓国)で在庫処分しています。この傾向は9-10月積みまで継続するとされており、低位品や中位品の在庫を持つことは極力避けたいところです。
 
5.豪州産オーツヘイ
 南豪州では4月下旬~5月上旬にかけてまとまった降雨がありました。ただし、シーズンブレーク(十分な雨)が遅く乾燥したスタートとなったため、リスク回避のため、農家はカノーラの作付けを減らし、オーツヘイの作付けを増やす傾向にあります。西豪州では平均的な降雨量が予想されており、作付けは通常の年と同程度との見通し。中国需要は未だ旺盛であり、買い付け競争は厳しいものになると見込まれます。 
以上

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