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平成28年7月20日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成28年7月号
 

1.アルファルファヘイ
 西海岸南部では5番刈の収穫を終え、一部では6番刈に差し掛かっている生産者も見受けられます。西海岸北部では2番刈に一部降雨被害がありました。本来であれば需給環境に影響して価格が釣り上がるところですが、国内需要の低迷を背景に現在大きな価格変動はありません。

 
2.スーダングラス
 主産地のインペリアルバレーでは早蒔きスーダングラス(1番刈)の90%以上の収穫作業が終了しました。単年草のスーダングラスは作付面積のピーク曲線が一つの山でしかなく、今年度産は6/15をピークとしていますが、冬小麦面積が少ない環境下では最低水準を記録しています。少ない面積にも関わらず、ピークを迎えて以降1ヵ月後の作付面積下落幅は過去最大水準になっており、生産者が2番刈に期待することなく次の作物へと動いている傾向にあることが見受けられます。

3.ストロー類
 7/4の独立記念日以降、ウィラメットバレー南部では収穫作業が本格化し、北部でも開始しました。作物は生育時期最終期(5月末頃)の高温により単収が8~10%程度も下がると言われていること、ストロー市況の低迷により収穫残渣のストローを土に返すことで有機物としての価値を見出そうとする生産者の動きが重なり、供給余力自体は調整される見込みです。

 
4.チモシーヘイ
 チモシーヘイの収穫作業がほぼ終了し、現在では東部ワシントン州及び北部オレゴン州のドライランド地域の収穫作業が進められています。旧穀の上位品が日本、韓国の市場で不足したこと、6月中旬の降雨で一部の雨当りが発生したこと、そして馬糧用途需要が極めて旺盛であったことから、各地で良品集荷への競合が激化した上位品のみ価格が上昇するような状況となっていました。アルファルファヘイに連動するような価格帯(2015年度産>2016年度産)を期待し、実際にはその展開で開始したチモシーヘイ原料市況は、上位品に限って昨年度産よりも高い原料が見受けられるようになっています。
 
5.豪州産オーツヘイ
 5月積み以降は米ドルに対して豪ドル安傾向が続いていたものの、直近では豪ドル高になってきています。東豪州では4月以降、まとまった降雨が続いたため、順調に生育しています。南豪州では4月下旬~5月上旬にかけてまとまった降雨がありましたが、平年以上に乾燥したスタートとなったため、リスク回避の観点から各農家はカノーラの作付けを減らし、それに対してオーツヘイの作付けを増やしています。西豪州では降水量や土壌水分値について良いスタートが切れました。また、土壌への水分蓄積は例年以上となっていて、恵まれたコンディションによって順調に生育しています。 
以上

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