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平成28年10月19日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成28年10月号
 

1.アルファルファヘイ
 西海岸北部では、4番刈が終了し、一部の生産者では5番刈の収穫を終えたところです。例年、5番刈まで届くことは珍しく、乳価低迷を受けた国内需要の購買力減退に対するアプローチとして、番手日数を短縮することで、高成分値品の収穫を狙ったことが結果的に番手を増やす要因となっています。

 
2.スーダングラス
 主産地のインペリアルバレーでは、スーダングラスを始めとした牧草類の収穫は一部を除いて(スーダングラス、クレイングラス等)ほぼ終了しており、スーダングラスの圃場はブロッコリー、にんじん、カリフラワー、レタス、タマネギ、ほうれん草等の冬作物へと移行しています。

3.ストロー類
 降雨被害を受けていないフェスキューストローの供給余力は限られることは、ウィラメットバレー各地、各社同様ですが、ライグラスストロー等他の状況は供給元の立地条件により、状況が多少異なります。①一部の韓国系の供給元は降雨被害を受けていない旧穀の繰越在庫を約20,000トン程度在庫していたことから、上記を材料に降雨被害を受けた新穀商品も抱き合わせで販売していること、②その一方で、一部の供給元はすでにお手上げ状態に陥っている、以上のように様々な状況となっています。

 
4.チモシーヘイ
 各地で2番刈の収穫が終了し、一部では3番刈まで進めることができた生産者も現れています。1番刈終了後はとうもろこしを播種して2番刈を収穫しない生産者が多かったことから、例年と比較して極端に供給余力の少ないことが想定されていた2番刈ですが、3番刈も含めた番手数で供給余力をカバーする動きも見られます。2016年度産における2番刈の上位品は供給余力が非常に少なく、1番刈中位上位品水準の価格帯を構成するようになりました。これは極めて異例の事態であり、過去にも例の見ないものです。
 
5.豪州産オーツヘイ
 豪州では新穀の収穫作業が始まりました。2016年度産は、生産量はここ数年で最高とされるものの、品質分布は中位品から下位品が多くを占めることとなりそうです。特に各地では、降雨予報が出されていることから、品質上位品は限られたものとなることが予想されています。
(1)南豪州
 例年以上の降雨と冬季の低温による成長の遅れが収穫時期を1-2週間遅らせました。10/16の週から収穫作業が本格化する一方、降雨予報による収穫作業への影響が懸念されます。
(2)東豪州
 例年に比べて降雨量が多く、安定した生育が見られています。早刈のものは10/9の週から収穫作業が始まる予定です。生産量はここ数年で最多が見込まれますが、南豪州同様に今後の収穫時期と平行して降雨予報が発せられています。
(3)西豪州
 成長期において、平年以上の降雨があり、生産量はここ数年で最多となる見通しです。すでに収穫作業は開始されていて、50-60%程度の圃場で刈り取りが進んでいる様子です。今後は他の地域同様に降雨予報が出されていて、降雨被害および低温による乾燥不足による影響も懸念されています。 
以上

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