JACCネット

JA全農が提供する畜産総合情報サイトです。

会員ログイン

ログインID

パスワード

サイト内検索

 
平成28年11月21日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成28年11月号
 

1.アルファルファヘイ
 アルファルファヘイを米国から輸出し得る水分値まで乾燥させることが難しい気候になり、各地では収穫終了、またはグリーンチョップで国内需要向けとする収穫に限られるようになりました。ZHI保有の圃場でも収穫作業は既に終了し、11月下旬から休止期間に入ります。ワシントン州では、来年2月下旬から3月下旬にかけて稼動を再開し、5月上旬の1番刈収穫を待ちます。

 
2.スーダングラス
 スーダングラスの主産地であるインペリアルバレーでは、夏作物の牧草から冬作物の野菜へと生産が切り替わっています。昨年同時期の品目別作付面積を見ると、多年草の特徴を有する牧草を抜いて野菜へと転換する生産者が多く見られます。

3.ストロー類
 フェスキューストローの供給余力に底が見えてきたことから、韓国勢がペレニアル・ライグラスストローの購買に動き出しています。韓国勢がフェスキューストローの代替品として優先的に使用するアニュアル・ライグラスストローも降雨被害を受けたことも複合的な理由となっています。さらには、韓国内の自給飼料(主に稲わら中心)は台風および度重なる降雨の影響を強く受けたことから供給余力が大幅に減少するとされ、既に韓国国内では輸入ストローへ需要が大きく傾いているとされています

 
4.チモシーヘイ
 チモシーヘイの1番刈の生産者在庫は殆どなくなってきました。前年同時期は、その前の年の旧穀が残存していたりする等、完全な供給過多が産地側でも顕著でしたが、大手輸入元の在庫処分販売や韓国勢を中心とした積極的な購買により、在庫の消化が進みました。現在では、2番刈および一部3番刈の取引が進められています。
 
5.豪州産オーツヘイ
 今年は春に向けて気温が上がっていないことから、全体的に刈取りが遅れています。全体の収穫状況は60~70%となっています。今年は生育期間中に順調な降雨があったため、ここ2~3年で最も豊作となっている。その一方で、順調に生育が進んだため、品質としては前年に比べると軸が太いものが多く見受けられます。
(1) 東豪州
 ヴィクトリア州では、ベーリングの進捗は60%程度となっています。早蒔きは一定量の降雨があったものの、遅蒔きのものは降雨の影響を回避できています。
(2) 南豪州
 南豪州では、ベーリングの進捗は50%程度となっています。早蒔きは降雨があったため、一部ダメージが顕著なものも見受けられます。その一方で、遅蒔きのものは降雨の影響を回避できています。
(3) 西豪州
 西豪州では、刈取り・ベーリング共にほぼ終了している模様です。早蒔き・遅蒔きの違いや地域によって、降雨状況が異なるものの、昨年と比べて良い分析結果が出ています。 
以上

Copyright(C) 2010. Z-BS. All rights reserved.