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平成30年1月15日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成30年1月号
 

1.アルファルファヘイ
 ワシントン州コロンビアベースンにおける2017年産の収穫は終了し、今年の5月頃からの新穀収穫に向けて休眠状態に入っています。産地在庫について、プレス用と比較して成分値に劣るヘイキューブ用は、まだ圃場に幾らかの在庫が残っています。一方、高成分のアルファルファヘイについては、国内乳価の回復に伴い、ほとんど圃場に在庫が残っていない状況です。
 
2.スーダングラス
 2017年産の収穫は終了しています。2017年におけるスーダンヘイの種子は不作であり、2018年産を賄うだけの十分な種子の供給量があるのか疑問視されています。また、種子不足を背景として、直近の種子相場は昨年対比で60―75%程度も増加していて、生産者の作付け意欲を減退させるのではと懸念されています。この不作が起きた背景には、次の要因が挙げられます。①乾牧草の価格が堅調であったため、採種せずに青刈り牧草として販売した生産者が多かったこと。②スーダンヘイから野菜への転作を行う生産者が多く、採種まで待つだけの時間的余裕がなかった。

3.ストロー類
 韓国ではフェスクストローの引き合いが引き続き堅調ですが、国産の稲わらが豊作だったことからライグラスストローの輸入量が昨年対比で著しく減少しています。一方、日本のストロー類需要は引き続き旺盛であること、2017年産のライグラスストローの供給量はそもそも例年対比で限定的であったことから、依然として産地相場は堅調に推移しています。

 
4.チモシーヘイ
 2017年産の収穫は終了しています。2018年産について、旧穀の価格高騰に伴い、作付面積を増やす生産者が増えることが予想されます。産地在庫については、オレゴン州の山間部等の一部天水地域にはまだ若干在庫が残っていますが、基本的に圃場在庫は払底している状態です。一方、韓国ではコンテナヤードの在庫過多を背景に、直近では引き合いが鈍化してきていて、牧草輸出会社は若干の未成約在庫を抱える状態となっています。
 
5.豪州産オーツヘイ
 2017年産の収穫は終了しています。西豪州は、10月の収穫期間中の降雨の影響を大きく受けましたが、成分値は比較的高く、中級品の中でも少し良いグレードが中心となっています。一方、南豪州は天候に恵まれて上級品が中心に収穫されていて、地域によってはトップとその次のグレードが半数以上を占めるほど作柄が良い状況です。東豪州は、地域によって作柄が大きく異なっていて、東部は上級品が中心に収穫された地域があるようですが、西部は降雨の影響で中級品以下が中心となっています。このため、豪州全体では旧穀在庫を含めて上級品および低級品は比較的少なく、中級品の供給量が多くなる模様です。価格については、上級品を中心に値上げ基調で推移していて、中級品以下については据え置きもしくは値下げの傾向となっています。

                                                                                                                                               以上

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