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平成31年04月22日
 
全国農業協同組合連合会 (JA全農)
 
輸入粗飼料情勢 / 平成31年4月号
 

1.アルファルファヘイ
(1) カリフォルニア州インペリアルバレー
 4月12日のインペリアルバレー灌漑局発表によると、作付面積は前年同時期対比で3%の増加となっております。同地域では雨模様が継続しており、1番刈の収穫は終了しましたが、多くの圃場で雨あたりが発生しているため品質は芳しくなく、Premiumグレードの発生数量も例年より少ないようです。現在、2番刈の収穫が開始されていますが、降雨を避けるための早刈を行った生産者と、雨を嫌って遅らせている生産者があり進捗はまちまちとなっております。収穫済み2番刈の品質は、Premiumグレード品が中心です。産地相場は僅かな1番刈Premiumグレードや、2番刈についてもサウジアラビアへの販売や、米国内の需要が引き続き旺盛であり、堅調に推移しております。現段階では、産地相場が軟化する兆しは見えません。

(2)ワシントン州コロンビアベースン
 先月までの降雪の影響を受けて、多くの圃場で肥料散布などの農作業に遅延が生じています。それに加えて例年よりも冷涼な気温が続いており、新穀の収穫作業は例年より2週間程度遅れ、5月中旬頃からの開始が予想されます。

2.チモシーヘイ
(1)ワシントン州コロンビアベースン
 旧穀の相場高騰を背景として、新穀の作付面積は微増の見通しです。新穀の収穫スケジュールは例年よりも1週間程度遅れており、1番刈は6月第2週頃から開始の見通しです。

(2)カナダ
 新穀の作付面積について、アルバータ州南部(主に灌漑地域)では微増、中部および北部(主に天水地域)では例年並みの見通しです。4月後半~5月半ばにかけて作付作業が進むものと予想されます。冬場に降雪がありましたが、干ばつの状況が昨年から引き続いており、チモシー生育期の土壌水分の不足に伴う単収減少が懸念されます

3.
スーダングラス
 4月12日のインペリアルバレー灌漑局発表によると、作付面積は前年同時期対比で72%と大幅に減少しております。4月頭まで例年より気温が低く、雨模様が多かったため、新穀の作付けが遅れていることがこの減少の背景にあります。小麦の作付面積も減少しているため、産地サプライヤーの中では、スーダンの生産量が昨年並みかそれ以上に増えるという見方と、アルファルファやクレインへ転作を進めているので、減少するという意見に分かれています。来月の灌漑局発表で動向が明らかになると思われます。新穀の1番刈収穫は6月1週目頃からの見通しです

4.ストロー類(ペレニアル・アニュアル・フェスク)
 以下表の通り、米国農務省から作付意向調査が発表されました。現時点の予想では、2019年産ペレニアルライグラスは、昨年よりも減産の見通しです。同品目は他のストロー類と比較して除草剤耐性が低いことや、種子相場が芳しくないことからナッツ類などへの転作が進んでいます。一度ナッツ類へ転作が進むと、少なくとも数年は他品目への転作が行われないため、ペレニアルライグラスの生産減少の傾向は、今後も継続する懸念があります。
 新穀の収穫スケジュール予測ですが、例年では、アニュアルライグラスやフェスクは6月末から、ペレニアルライグラスは7月中旬頃から開始の見通しです。



5.豪州産オーツヘイ
 新穀の収穫は完了しております。現在、生産者は播種の準備を行っており、例年では4月中旬頃から開始されるのですが、現時点では各州とも雨が降っておらず、土壌水分が不十分のため、播種を遅らせる生産者が増える予想されております


                                                                                                                                               以上

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