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素牛相場

肉用和牛・肉用乳牛の素牛の需給及び価格動向、最新の素牛取引成績を掲載しています。
また、各地域の家畜市場サイトへのリンクを紹介しています。

素牛取引成績

各家畜市場における肉用和牛、肉用乳牛、肉用乳牛(初生牛)の取引成績を掲載しています。
 

需給及び価格動向

肉用和牛素牛情報

令和6年3月の情勢

 3月は下記の要因により、小幅ながら続伸の相場展開となりました。
ア.来年末需要期の枝肉出荷に向けた手当が始まり、引き合いが高まったこと
イ.3月中旬にマルキン発動が公表され(40都道府県)、27府県で前月より増額され導入意欲が高まったこと

令和6年4月の需給および価格動向

  1. 供給
    素牛上場予定頭数は、前年同月比101.3%と予想されます。
  2. 需要および価格
    4月は例年、GW需要により枝肉価格が上がる傾向にありますが、消費者の節約志向から高価な和牛の引き合いは限定的なため、もちあいの相場展開が想定されます。

(表-1)令和6年4月入場予定頭数

産地・市場名 入場予定頭数(A) 前年同期取引頭数(B)
北海道(南北海道) 1,704 1,583
岩手(県南) 524 465
兵庫(淡路) 360 355
島根(中央) 310 309
岡山(総合) 380 376
広島(三次) 300 300
長崎(平戸口) 590 592
大分(玖珠) 430 430
宮崎県下 4,050 4,055
鹿児島県下 5,690 5,690
合計 14,338 14,155

肉用乳牛素牛情報

令和6年3月の情勢

  1. 乳牛去勢枝肉相場は、末端需要が弱いものの、出回り頭数が少ないことからもちあいの相場展開となりました。
    (全国枝肉市場 乳雄去勢 前月差:B2=▲102円/kg、C2=+63円/kg、加重平均:B2=1,072円/kg、C2=1,244円/kg)
    <参考>東京・大阪市場乳雄去勢は取引実績なし
    ※日本食肉市場卸売協会より(3月25日時点)
  2. 全国主要家畜市場における乳雄素牛の取引について、北海道で季節的な要因により一時的な上場頭数の増加があり前月から弱含みで推移したものの、全国的に逼迫した需給状況は続いています。
    (全国平均価格:159千円/頭、前月差:▲25,476円/頭)
    <参考>北海道乳雄素牛平均158,909円/頭、都府県乳雄素牛平均135,850円/頭
  3. 北海道主要7市場における乳雄初生牛の取引について、需要が弱い時期であるものの、乳牛の出生頭数の減少が見通される情勢のなか、年末出荷にむけた購買がみられたことにより、市場平均価格はもちあいとなりました。
    (前月差:▲269円/頭、前年差:▲7,346円/頭、取引平均価格38,972円/頭)

令和6年4月の需給および価格

 素牛相場は下げ基調であったものの、4月以降、初生頭数の減少に拍車がかかることが予測され、乳雄資源確保のため取引基準価格は据え置きとしました。ご注文やお問合せがございましたら、全農畜産生産部生産基盤課までご連絡ください。

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