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2007年 12月18日 平成20年1~3月期の配合飼料供給価格について

平成19年12月18日
報 道 各 位
全国農業協同組合連合会(JA全農)

平成20年1~3月期の配合飼料供給価格について


 平成20年1~3月期の配合飼料供給価格については、以下の飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、平成19年10~12月期に対し、全国全畜種総平均トン当たり約3,900円値上げすることを決定しました。
 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なります。

現在の情勢は以下のとおりです。

1.飼料穀物
 とうもろこしのシカゴ定期は、9月発表の米農務省需給見通しで生産量が史上最高の大豊作と見通されたことで、一時340セント/ブッシェル(12月限)を割り込み軟調に推移した。しかし、10月発表の米農務省需給見通しでは単位収量が下方修正されたこと、また需給が逼迫している大豆が10ドル/ブッシェルを突破したことで再び上昇に転じ、直近では400セント/ブッシェル前後(3月限)で推移している。
 今後のシカゴ定期は、米国とうもろこしの国内需要や輸出需要が旺盛であること、歴史的高値の大豆と作付面積が競合するため、堅調な展開が続くと見込まれる。

2.蛋白質原料
 大豆粕の相場(シカゴ定期基準)は、8月中旬に240ドル/トン台(9月限)で推移していたが、米国産大豆の作付面積の大幅な減少と8月の高温乾燥気味の天候による単収の低下から生産量が前年を大幅に下回り、期末在庫率が7%(前年度19%)と低く長期的な需給逼迫感が強まり、現在は320ドル/トン台(12月限)まで急騰している。
 国内大豆粕価格は、外国為替が円高となっているものの、シカゴ定期と海上運賃の急騰や国内需給の引き締まりから、前期に比べ大幅な値上がりが見込まれる。

3.海上運賃
 米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、8月には90ドル/トン台で推移していたが、中国を中心とした粗鋼生産の拡大にともない鉄鋼原料輸送需要が一層旺盛になったこと、豪州での滞船が継続していること、原油高の影響を受けて燃料油代が上昇したことにより、現在は120ドル/トン台まで急騰している。
 今後は、世界の粗鋼生産が引き続き旺盛であると見込まれることから、船腹需給が引締まった状況は続き、海上運賃相場は高値で推移していくと見込まれる。

4.外国為替
 外国為替は8月に米国で信用力の低い借り手向け住宅ローン問題(サブプライムローン問題)からドル売りとなり111円台まで円高が進んだが、その後米国の政策金利引き下げを受け米国の信用収縮懸念が後退し117円台までドルは買い戻された。しかし、10月下旬にこの問題による米欧金融機関等の新たな損失が表面化し、世界的な株価暴落にともない再びドルが売られ、11月下旬には107円台までの円高となり、現在110円台で推移している。
 今後は、サブプライムローン問題を背景にドルは主要通貨に対し売られやすい状況が継続すると見込まれるが、低金利の円を買い続けることは出来ないので、一進一退の展開が見込まれる。

5.大麦
 大麦は主要輸出国である豪州の2年続きの干ばつやウクライナの減産により、世界生産量は2年連続で減少し、世界の期末在庫率は11%と過去26年で最低水準となり需給は逼迫している。大麦の産地価格は大幅に上昇しており、直近10月のSBS入札における輸入価格は前回8月入札対比で大幅に上昇している。
 今後は、需給が逼迫していることから堅調な展開が予想される。

 以上から、外国為替が円高になっているものの、とうもろこし、大豆粕や海上運賃などの大幅な値上がりにより、1-3月期の配合飼料価格は前期価格に対し大幅な値上げとなる。
以 上

 

 


 

 

  この件に関するお問い合わせは
   JA全農 畜産生産部 総合課まで TEL 03-3245-7201

 

 


 

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