JACCネット

JA全農が提供する畜産総合情報サイトです。

会員ログイン

ログインID

パスワード

サイト内検索

2007年 06月20日 平成19年7~9月期の配合飼料供給価格について

平成19年6月20日
報 道 各 位
全国農業協同組合連合会(JA全農)

平成19年7~9月期の配合飼料供給価格について


 平成19年7~9月期の配合飼料供給価格については、以下の飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、平成19年4~6月期に対し、全国全畜種総平均トン当たり約1,100円値上げすることを決定しました。
 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なります。

現在の情勢は以下のとおりです。


1.飼料穀物
 とうもろこしのシカゴ定期は、3月30日米国農務省が発表した作付意向調査および穀物在庫調査において、とうもろこしの作付意向面積が事前予想を上回る結果となったこと、価格高騰により米国内の需要の減少が確認されたことなどを受けて400セント/ブッシェル(5月限)を割り込む展開となり、現在は380セント/ブッシェル(7月限)を超える水準で推移している。
 今後は、7月のとうもろこし受粉時期を控え天候に左右される相場展開となるが、直近の米国農務省需給見通し(5月11日発表)でも依然として旺盛なエタノール需要により来年の期末在庫率は7.6%と低いことから堅調な相場展開が見込まれる。

2.蛋白質原料
 大豆粕の相場(シカゴ定期基準)は、5月11日発表の米国農務省需給見通しで新年度の大豆作付面積が大幅に縮小し、来年8月の期末在庫率も10.5%(前年比52%)と減少したことから価格は上昇し、現在は240ドル/トン(7月限)を超える水準で推移している。
 今後も、とうもろこしの作付けが拡大し大豆の生産量増加が見込まれないことから相場は堅調に推移すると見込まれる。
 国内大豆粕価格は、依然生産量が低迷していることや円安の影響により、前期に比べ値上がりが見込まれる。
 魚粉価格は、輸入魚粉がペルーで昨年と同数量の漁獲枠が確保されたこと、国内魚粉も生産量は減少傾向にあるものの需給は安定していることから、前期並みの価格となる。

3.海上運賃
 米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、依然として中国を中心とした鉄鋼原料輸送の増加により上昇を続け、3月の60ドル/トン台から4月には70ドル/トン台に急騰した。さらに豪州・南米における鉄鉱石・石炭船の滞船の影響により一時的に80ドル/トンを超える水準まで上昇したものの、現在は70ドル/トン台後半で推移している。
 今後も、新造船の竣工はあるものの、鉄鋼原料の輸送需要が継続する見通しであることや南米産穀物の輸送が活発になっていることから、堅調に推移すると見込まれる。

4.外国為替
 外国為替は、2月末の世界同時株安を契機に一時円高に振れ117円台となったが、株式市場が落ち着きを取り戻すと日米間の金利差から再び円が売られる展開となり、現在は121円台で推移している。
 今後は、米国の経済は底堅いことから、日米金利差が大きく縮小する見込みにはなくドルは強含みで推移すると見込まれる。

 以上のとおり、海上運賃の上昇と外国為替の円安などから7~9月期配合飼料価格は前期価格に対し値上げとなる。
以 上

 

 


 

 

  この件に関するお問い合わせは
   JA全農 畜産生産部 総合課まで TEL 03-3245-7201

 

 


 

Copyright(C) 2010. Z-BS. All rights reserved.