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2007年 03月20日 平成19年4~6月期の配合飼料供給価格について

平成19年3月19日
報 道 各 位
全国農業協同組合連合会(JA全農)

平成19年4~6月期の配合飼料供給価格について


 平成19年4~6月期の配合飼料供給価格については、以下の飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、平成19年1~3月期に対し、全国全畜種総平均トン当たり約3,200円値上げすることを決定しました。
 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なります。

現在の情勢は以下のとおりです。


1.飼料穀物
 とうもろこしのシカゴ定期は、急増するエタノール需要や堅調な輸出需要により昨年 9月の240セント/ブッシェル台(12月限)から急騰し、12月には370セント/ブッシェル(12月限)超えまで上昇した。その後、1月12日発表の米国農務省需給見通しで史上第3位の豊作が確認されたものの、 需要量が生産量を大きく上回り、期末在庫率は前回見通しの7.9%から95年/96年度以来の低水準である6.4%となった。これらによってシカゴ定期は更に急騰し、現在は約430セント/ブッシェル(3月限)を超える水準となっており、前期(1-3月価格設定時)に比べ約60セント/ブッシェル(約16%)上昇している。
 今後も、アメリカのエネルギー政策を背景に、とうもろこしのエタノール需要が旺盛なことから、シカゴ定期は引き続き上昇すると見込まれる。


2.蛋白質原料
 大豆粕の相場は(シカゴ定期基準)、昨年9月の約180ドル/トン(12月限)台から、とうもろこしの急騰に連動し12月には約210ドル/トン(12月限)超えまで上昇した。1月に入り、今年の大豆作付け面積の一部がとうもろこしに転換し生産量が減少するとの懸念から更に急騰し、現在は約250ドル/トン(3月限)を超える水準となっており、前期に比べ約40ドル/トン(約20%)上昇している。
 今後も生産量の大幅増加は見込めないことから、相場は更に上昇すると見込まれる。
 国内大豆粕価格は、シカゴ定期の上昇から値上がりすると見込まれる。

 魚粉価格は、輸入魚粉がペルーで昨年並みの漁獲数量枠が確保されると見込まれること、国内魚粉も発生量はやや減少しているが需給は安定していることから、ほぼ前期並みの価格が見込まれる。


3.海上運賃
 米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、中国を中心とした鉄鋼原料輸送需要の大幅な伸びにより、前期約50ドルから現在は55ドル/トンを超える水準となっている。
 今後も、新造船の竣工はあるものの、中国での粗鋼生産が続伸する見通しであることや南米産穀物への船腹需要の増加などから、強含みに推移すると見込まれる。


4.外国為替
 外国為替は、昨年12月上旬にかけて米国の景気減速懸念で一時円高に振れ117円をつけたものの、日米の金利差を背景にドルが買われやすい状況に変化はなく、その後はドル高円安が続き、1-2月期は121円前後で推移してきた。2月28日の中国上海株式市場暴落を機にした世界の株式市場の株価急落を受け、現在は約4円の円高となっている。
 今後も日米欧の金利差が大きく縮小する見通しにはなく、今回の局面が落ち着けば金利差相場は継続しドルは強含みで推移すると予想される。


 以上から、とうもろこしのシカゴ定期と大豆粕価格が引き続き上昇していることに加え、海上運賃の上昇などから、4-6月期配合飼料価格は前期価格に対し大幅な値上げとなる。
以 上

 

 


 

 

  この件に関するお問い合わせは
   JA全農 畜産生産部 総合課まで TEL 03-3245-7201

 

 


 

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