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2006年 12月20日 平成19年1~3月期の配合飼料供給価格について

平成18年12月19日
報 道 各 位
全国農業協同組合連合会(JA全農)
平成19年1~3月期の配合飼料供給価格について


 平成19年1~3月期の配合飼料供給価格については、以下の飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、平成18年10~12月期に対し、全国全畜種総平均トン当たり約5,500円値上げすることを決定しました。
 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なります。

現在の情勢は以下のとおりです。


1.飼料穀物
 とうもろこしのシカゴ定期は、史上第2位の豊作見通しを背景に9月前半は240セント/ブッシェル(12月限)台で推移していたが、9月後半、オーストラリア産小麦が旱魃により大幅な減産見通しとなったことを契機に急騰し、10月終わりには330セント/ブッシェル(12月限)台へと急上昇した。その後米国内での急増するエタノール需要と堅調な輸出需要により、とうもろこしの期末在庫率が今年8月末の18%から来年8月末の8%へと大幅に低下するとの見通しからさらに急騰を続け、現在は370セント/ブッシェル(12月限)台へと、直近2ヶ月で1.5倍以上も相場は急上昇している。
 今後も、需要の急速な拡大により、需給構造の大きな変化が見通されることから引き続き相場の上昇が見込まれる。


2.蛋白質原料
 大豆粕のシカゴ定期は、9月は160ドル/ショートトン(12月限)台で推移していたが、その後の穀物相場の急騰から、農家が来春の作付けを大豆からとうもろこしに変更し、大豆の作付面積が大幅に減少すると予想されたことから急騰し、現在190ドル/ショートトン(12月限)近辺で推移している。
 国内大豆粕価格は、シカゴ定期の値上がりに加え国内の大豆搾油量の減少により、大幅に値上がりすると見込まれる。

 魚粉価格は、国内魚粉が旺盛な需要に対し生産量が減少し需給が逼迫しているものの、輸入魚粉の高騰に一服感があることから、若干の値上がりが見込まれる。


3.海上運賃
 米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、中国を中心に鉄鋼原料輸送による船腹需要が増加していることから現在50ドル/トンを超えて推移している。
 今後も、新造船の竣工量の増加により船腹供給量は増加するものの、中国の鉄鋼原料用鉄鉱石や発電用石炭輸送の船腹需要が引き続き旺盛であると予想されることから堅調に推移すると見込まれる。


4.外国為替
 外国為替は、米国の追加利上げ観測から10月に一時120円近くまでドル高が進んだが、米国で経済指標の悪化を受けて景気減速感が広がったことから、現在117円近辺での推移となっている。
 今後も、日米の金利差は大きく縮まらず、高金利通貨での運用が指向され円は売られドルが買われやすい状況は継続すると見込まれ、ドルは強含みで推移すると予想される。


 以上から、とうもろこしと大豆粕のシカゴ定期の急騰と海上運賃の値上げにより、1-3月期の配合飼料価格は前期価格に対し大幅な値上げとなる。
以上

 

 


 

 

  この件に関するお問い合わせは
   JA全農 畜産生産部 総合課まで TEL 03-3245-7201

 

 


 

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