2024年9月から2025年5月にかけて観測される渡り鳥の飛来状況を地図に表示していきます。
各地域・時期別の渡り鳥の飛来状況を把握して、鳥インフルエンザなどの疾病伝搬のリスクを可視化することが期待されます。
地図右下の▶ボタンで再生可能です。
地図右下の観測日に観測された渡り鳥の飛来状況を◔で表現しています。
スクロールバーを操作することで任意の日付に移動することができます。
◔の大きさは渡り鳥の飛来羽数を表しています。
◔の割合は鳥インフルエンザ検査優先種毎の飛来羽数の割合を示します。
データの表示がない地点についてはまだ情報が公開されていない状態です。渡り鳥が飛来していないということではありませんので、引き続き注意のほどお願いいたします。
渡り鳥の飛来状況調査(環境省) (https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/migratory/ap_wr_transit/index.html)を加工して作成
各観測地でオオハクチョウが観察されるようになりました。また引き続き、カモ類も多く観察されています。
山形県の大山上池・下池、宮城県の伊豆沼ではマガン、ハクチョウ、カモ類をはじめとした渡り鳥の飛来数がかなり増加しています。
愛知県の藤前干潟でカモ類の飛来が増加しています。新潟県の佐潟でもカモなどの渡り鳥が増加しています。
琵琶湖ではハジロ属、カモ類の飛来が増加しています。
長崎県の諫早湾、熊本県の江津湖でカモ類が増加しています。
沖縄県は数は少ないですが、環境省の調査地の飛来状況の詳細によるとコガモなどの検査優先種3に属する野鳥が観察されているようです。