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需給及び価格動向

肉用和牛素牛情報

令和3年12月の情勢

 国の素牛平均価格は、雌・去勢とも続伸の相場展開となりました。このことは、①11月に緊急事態宣言等が解除され外食需要の回復が見られる中、歳暮等年末用手当買いからA5クラスを中心に枝肉相場が続伸したこと(東京市場:和牛去勢A5=2,905円/kg、前月差+165円/kg A4=2,649円/kg、前月差+172円/kg)、②年末にかけての肉牛出荷の最盛期を迎え、回転導入需要を中心に素牛の購買意欲が旺盛になったことによるによるものと思われます。

令和4年1月の需給および価格動向

  1. 供給
    素牛上場予定頭数は、前年同月比102.6%と予想されます。
  2. 需要
    年末の肉牛出荷による空き牛舎補充の導入を中心とした素牛需要が予想されます。
  3. 価格
    コロナウイルス新変異株の感染拡大に伴うまん延防止等重点措置の適用により外食需要が停滞することから、枝肉相場は反落することが予測されます。素牛の購買意欲も落ち着くことから、素牛相場は下げ基調で推移することが予想されます。

(表-1)令和4年1月入場予定頭数

産地・市場名 入場予定頭数(A) 前年同期取引頭数(B)
北海道(南北海道) 1,354 1,342
岩手(県南) 464 483
兵庫(淡路) 335 361
島根(中央) 250 389
岡山(総合) 280 291
広島(三次) 300 265
長崎(平戸口) 613 625
大分(玖珠) 390 346
宮崎県下 5,511 5,389
鹿児島県下 4,200 3,854
合計 13,697 13,345

肉用乳牛素牛情報

令和3年12月の情勢

  1. 乳牛去勢枝肉相場は、内食需要が堅調な状況が続く中、年末のイベント当による外食需要の回復や、出荷頭数が前月から減少したこと(先月比91%)、輸入牛肉の品薄状態が続いたことから、上げの相場展開となりました。
    (全国枝肉市場 乳雄去勢 前月差:B2=+100円/kg、C2=+66円/kg、加重平均:B2=1,159円/kg、C2=1,145円/kg)
  2. 全国主要家畜市場における乳雄素牛の取引価格は、158~375千円/頭(260kg以上)となり、市場平均体重が前月より減少し取引価格が下がったため、弱含みの相場展開となりました。
    (全国平均価格:243千円/頭、前月差:-3,910円/頭、市場平均価格:道内232千円/頭、都府県324千円/頭)
  3. 北海道主要7市場における乳雄初生牛の取引概況は、初生牛の需要期に入ったことから、やや上げの相場展開となりました。
    (前月差:+3,231円/頭、取引平均価格89千円/頭)

令和4年1月の需給および価格

 12月における乳牛素牛の道内集荷見込み数は、昨年同月とほぼ同数まで回復したものの、依然として需給の逼迫状態が続くことが予想されます。また、市場価格については、素牛の需要期に入ったことから、堅調に推移することが予想されます。

 12月期の価格改定では、枝肉相場が年末需要で上がったものの、素牛および初生牛相場に大きな変化がなかったことから、北海道産取引価格は、810円/kg(前月価格の据置き)としました。

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