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需給及び価格動向

肉用和牛素牛情報

令和3年2月の情勢

 全国平均価格は全国的に強もちあいの相場展開となりました。このことは、①都心部で緊急事態宣言の中で外食需要が減少したが、堅調な輸出事業や内食需要により枝肉相場が先月並みに推移したこと(東京都市場:和牛去勢A4=2,446円/kg、前月比99.9%、前年比114.7%)、②昨年末からの空き牛舎を埋める動きから、導入意欲が高かったことが影響しました。

令和3年3月の需給および価格動向

  1. 供給
    素牛上場予定頭数は、前年同月比105.2%と予想されます。
  2. 需要
    緊急事態宣言の解除に伴い、枝肉相場が堅調に推移することが予想されることや、出荷に応じた回転導入により、一定の需要が見込まれます。
  3. 価格
    輸出事業や内食需要に加え、緊急事態宣言等の解除に伴う外食需要の回復が期待され、枝肉相場が強含みに展開することが予想されることから、素牛相場も強もちあいの相場展開が予想されます。

(表-1)令和3年3月入場予定頭数

産地・市場名 入場予定頭数(A) 前年同期取引頭数(B)
北海道(南北海道) 1,605 1,387
岩手(県南) 545 534
兵庫(淡路) 450 386
島根(中央) 315 300
岡山(総合)
328
336
広島(三次) 300 299
長崎(平戸口) 603 539
大分(玖珠) 373 336
宮崎県下 5,629 5,557
鹿児島県下 3,589 3,382
合計 13,737 13,056

肉用乳牛素牛情報

令和3年2月の情勢

  1. 乳牛去勢枝肉相場は、内食需要など一定の需要があるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の営業時間の短縮など外食需要が減少したことから、下げの相場展開となりました。
    (全国枝肉市場 乳雄去勢 前月差:B2=-46円/kg、C2=-8円/kg、加重平均:B2=1,014円/kg、C2=1.083円/kg)
    <参考>東京・大阪市場乳雄去勢 加重平均:B2=938円/kg、C2=921円/kg
    ※日本食肉市場卸売協会調べ
  2. 全国主要家畜市場における乳雄素牛の取引価格は、170~318円(250kg以上)となり、素牛の逼迫状況が依然として続いているものの、冬場の発育状況から北海道内市場での取引価格差が上下に広がり、全国平均取引価格は下げの相場展開となりました。
    (前月差:-15,850円/頭、市場平均価格:道内247千円/頭、都府県278千円/頭)
  3. 北海道主要7市場における乳雄初生牛の取引概況は、需要期が近づいていることや、1市場当たりの上場頭数が減少したことから(前月比83.0%)、上げの相場展開となりました。
    (前月差:+23,878円/頭、取引平均価格101千円/頭)

令和3年3月の需給および価格

 3月における乳牛素牛の道内集荷見込み数は、早出しや発育状況の影響から例年に比べて少ないことが予想され(前年比88%)、春先まで需要の逼迫が見込まれます。また、市場価格については、素牛の逼迫状況が続くことや、回転導入から一定の需要があると予想され、堅調に推移することが予想されます。

 以上のことから、本会北海道産取引価格は、770円/kg(前月価格の据え置き)としました。

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