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事業内容

クリニックセンターの取り組み

クリニックセンターでは、さまざまな検査を実施し、農場指導に活用されています。

血清抗体検査

病気にかかったり、ワクチンを接種した後にできる抗体を検出します。(写真は検査法のひとつで、ELISA検査。色の付いているところが抗体陽性)

血清抗体検査
  • 抗体の保有状況
  • ワクチンの効果判定
  • 感染時期の推定

細菌検査

病気にかかった家畜の臓器等の材料を専用の培地に接種し、細菌を検出します。(写真は寒天培地に材料を接種しているところ)

細菌検査
  • 感染している細菌の確認
  • 治療で用いる有効薬剤の確認

PCR検査

病原体の遺伝子を増幅させる検査です。短時間で結果がでます。(写真は増幅後の標的遺伝子を泳動したもの)

PCR検査
  • 感染している病原体の確認
  • 感染時期の確認

検査データを活用した農場指導の例

  • ワクチン接種プログラムの変更のご提案
  • 治療で用いる有効薬剤のご提案
  • 飼養管理の改善のご提案
  • 消毒方法・バイオセキュリティーの改善のご提案 など

事業拠点の取り組み

各事業拠点の獣医師は、管轄地域のクリニック加入農家を巡回し、採材や改善指導を行っています。

鶏の採材
鶏の採材
豚の採材
豚の採材
牛の採材
牛の採材
衛生管理指導
クリニック検査結果に基づく農場の衛生管理指導の実施
PCVAD(豚サーコウイルス関連疾病)はPCV2が原因で発生します。
2007年に全国で大流行し、農場に多大な被害をもたらしましたが、2008年ワクチン使用開始後、発生は激減しました。検査データの解析では、PCV2の検出率がPCVADの発生状況に合わせて、変化していたことがわかりました。
研究所紹介映像

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