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PHFとうもろこし(IP)のIPハンドリング

私たちJAグループは飼料原料から配合飼料に至るまで
分別管理を行うことにより、信頼の品質で安定的にお届けします。

IPハンドリングプログラム

全農グループでは、消費者のニーズを的確にとらえ、遺伝子組み換えとうもろこしの混入を防ぐために分別生産流通管理を行ったPHFとうもろこし(IP)およびそれを原料として使用する配合飼料の供給システムを確立しました。

PHFとうもろこし(IP)の安定確保

PHFとうもろこし(IP)の安定確保を実現

全農グループは米国大手種子会社と2011年よりパートナー・プラス・シード・プログラムに取り組んできました。2019年には複数種子会社との取り組みとし、2025年までのコンベンショナル・シード(※)の供給を確保しました。
これにより、全農グループの需要に見合った種子を種子会社が開発・育種し、米国農家に供給され、それで生産されたとうもろこしは徹底した分別生産流通管理を通して全農に安定的に供給されます。
※コンベンショナル・シード(Conventional Seed):遺伝子組み換えの行われていない従来型の種子。

パートナー・プラス・シード・プログラム

遺伝子組み換えとうもろこしの現状

最大の輸出国である米国の遺伝子組み換え(GMO)とうもろこしの作付け比率は今や約9割となっています。そのような中で私たちの子会社であるCGB社の集荷能力および全農グレイン社の輸出能力を最大限発揮してGMO作物の混入を防ぐために分別生産流通管理がおこなわれたPHFとうもろこし(IP)の安定供給を実現しています。

PHF【 post harvest free 】

ポストハーベストフリー

収穫後に品質保持のための農薬を使用しないこと。(ただし輸出入国で検疫消毒等の法令上義務付けられるものは除く)
全農グループでは1991年からPHFとうもろこしの取り扱いを開始、残留農薬検査を実施するとともに分別管理を行い、飼料穀物の
分別流通管理の先がけとなリました。

IPハンドリング 【 identified preserved handling 】

分別生産流通管理

飼料穀物の栽培・収穫・貯蔵・輸送から配合飼料の製造・供給まで徹底した分別管理を行うことです。本プログラムでは穀物を農場から飼料製造工場まで、生産流通の各段階で混入が起こらないように管理し、そのことが書類などで証明されています。

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