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海外原料需給動向

1月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 生産量は収穫面積が0.3百万エーカー増加し、53百万ブッシェル増の15,115百万ブッシェルとなる見通し。
  • 需要面は、輸出需要の他国へのシフトが予想され75百万ブッシェル減少した一方で、エタノール需要が直近の好調な生産実績を反映し、75百万ブッシェル上方修正された。工業向け需要の増加を受け需要全体では前月対比5百万ブッシェル上昇修正された。
  • 結果的に生産増が需要増を上回り、期末在庫は前月対比47百万ブッシェル増の1,540百万ブッシェル(期末在庫率:10.38%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量はウクライナで増加したものの、乾燥によりアルゼンチンやブラジルで引き下げられ、1206.96百万トンへ下方修正された。
  • 輸出量は、ウクライナで引き上げられた。また20/21年度のアルゼンチンとブラジルで引き上げられた。
  • 輸入量は、ブラジル、カナダ、メキシコなどが引き上げられた。
  • 期末在庫は米国で増加したものの、主にブラジルやアルゼンチンでの減少を受け、303.1百万トン(期末在庫率25.34%)となった。

大豆

米国

21/22年産

  • 生産量は、収穫面積が微減の86.3百万エーカーとなったものの、単収が0.2ブッシェル増の51.4ブッシェル/エーカーとなった結果、10百万ブッシェル増の4,435百万ブッシェルとなる見通し。期首在庫も微増となった。
  • 需要面では搾油や輸出需要に変化はなく、全体で1百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は主に生産増を受け10百万ブッシェル増の350百万ブッシェル(期末在庫率:8.03%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量は主に南米での減少を受け、372.56百万トンに下方修正された。
  • 乾燥によりブラジルは前月対比5百万トン減の139百万トン、アルゼンチンは3百万トン減の46.5百万トン、パラグアイは1.5百万トン減の8.5百万トンへそれぞれ減少。
  • 生産量減を受け、アルゼンチンは搾油需要が、パラグアイは輸出需要が下方修正された。
  • 期末在庫は、主にブラジルやアルゼンチンでの減少を受け、前月より6.8百万トン減の95.2百万トン(期末在庫率:25.4%)となっている。

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