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海外原料需給動向

3月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 供給面は前月から据え置き。
  • 需要面では、足元の生産実績を反映しエタノール需要が前月から25百万ブッシェル増、ウクライナからの需要シフトが見込まれる輸出需要は前月から75百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は需要の増加を受け、100百万ブッシェル減の1,440百万ブッシェル(期末在庫率9.64%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量は、アルゼンチンや南アフリカで引き下げされたものの、インドやロシアで引き上げられ、1206百万トンへ上方修正された。
  • アルゼンチンは生産面積が増加する一方で単収が引き下げられ、南アフリカは単収の引き下げを受け、生産量がそれぞれ下方修正されている。
  • 輸出量は、米国で上方修正されたものの、ウクライナで下方修正となった。
  • 輸入量は、エジプトやアルジェリア、トルコ、イスラエル、インドなどで下方修正された。
  • 期末在庫は米国やアルゼンチンで減少を受け、301百万トン(期末在庫率25.15%)となっている。

大豆

米国

21/22年産

  • 供給面は前月から据え置き。
  • 需要面では減産見通しの南米からのシフトが予想され、輸出需要は40百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は輸出需要増を受け40百万ブッシェル減の285百万ブッシェル(期末在庫率6.45%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量は主に南米での減少を受け、前月より10.1百万トン減となる353.8百万トンに下方修正された。
  • ブラジルは前月対比7百万トン減の127百万トン、アルゼンチンは1.5百万トン減の43.5百万トン、パラグアイは1百万トン減の5.3百万トンへそれぞれ減少。
  • 搾油需要も減少する見通しで、中国や南米で引き下げられた。
  • 輸入量も引き下げられた。中国の輸入量は前月比3百万トン減となる94百万トンに下方修正された。
  • 期末在庫は、主に南米や米国、中国での減少を受け、前月より2.9百万トン減の90百万トン(期末在庫率:24.74%)となっている。

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