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海外原料需給動向

4月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 供給面は前月から据え置き。
  • 需要面では、飼料需要が前月比25百万ブッシェル減となる一方で、足元の生産実績を反映しエタノール需要が前月から25百万ブッシェル増となり相殺された結果、前月から据え置きとなった。
  • 期末在庫は前月から変化なしの1,440百万ブッシェル(期末在庫率9.64%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量は、主にブラジルやインドネシア、EUでの引き上げを受け、1210百万トンへ上方修正された。
  • ブラジルは面積の増加を受け前月より2百万トン増の116百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は、ブラジルで上方修正された一方で、ウクライナで下方修正となった。
  • 輸入量は、中国において前月から3百万トン減となる23百万トンへ下方修正された。
  • 期末在庫は主にウクライナなどでの増加を受け、305百万トン(期末在庫率25.52%)となっている。

大豆

米国

21/22年産

  • 供給面は前月から据え置き。
  • 需要面では作付意向調査における過去最高の作付面積見通しが反映された種子需要が前月から4百万ブッシェル増加し、輸出需要も25百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は輸出および種子需要の増加を受け、25百万ブッシェル減の260百万ブッシェル(期末在庫率5.85%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 生産量は主に南米での減少を受け、前月より3.1百万トン減となる350.7百万トンに下方修正された。
  • ブラジルは前月対比2百万トン減の125百万トン、パラグアイは1.1百万トン減の4.2百万トンへそれぞれ減少。アルゼンチンは据え置きとなった。
  • 搾油需要も減少する見通しで、中国やパラグアイで引き下げられた。
  • 輸入量も引き下げられた。特に中国の輸入量は前月比3百万トン減となる91百万トンに下方修正された。
  • 期末在庫は、主に米国、アルゼンチンでの減少を受け、前月より0.4百万トン減の89.6百万トン(期末在庫率:24.75%)となっている。

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