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海外原料需給動向

5月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

22/23年産

  • 生産量は作付面積、収穫面積の減少から前年(21/22年度)を下回る14,460百万ブッシェルとなる見通し。
  • 単収の177ブッシェル/エーカーは、作付け遅延を受け2月のアウトルックフォーラムから4ブッシェル/エーカー引き下げられている。
  • 期首在庫が前年対比で増加するものの、生産量の減少から、供給計は15,925百万ブッシェルに減少する。
  • 需要面に関しては、飼料需要や輸出需要の減少を受け、需要合計も14,565百万に減少する。
  • 輸出需要は生産量の減少を、.飼料需要は価格上昇を背景に、それぞれ前年対比減となる2,400百万ブッシェルおよび5,350百万ブッシェルと予想されている。
  • 結果的に需要は前年対比で減少するものの、それを上回る供給減を受け、前年対比80百ブッシェル減の1,360百万ブッシェル(期末在庫率:9.34%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はブラジル、アルゼンチン、南アフリカで前年から増産となるものの、ウクライナ、米国、中国等での減産を受け前年比減となる1180.7百万トンとなる見通し。
  • 需要量は1.2%減少する見通し。特に、中国やEU等の輸入需要が減少する見通しである。

大豆

米国

21/22年産

  • 輸出需要が上方修正され、期末在庫は前月比25百万ブッシェル減となる235百万ブッシェルとなる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は主に作付面積、収穫面積の増加から前年比5%増の4,640百万ブッシェルとなる見通し。
  • 需要面では搾油需要が前年より40百万ブッシェル増の2,255百万ブッシェル、輸出需要が前年より60百万ブッシェル増の2,200百万ブッシェルとなる見通し。
  • 結果的に期末在庫は供給増が需要増を上回り、前年より75百万ブッシェル増の310百万ブッシェル(期末在庫率:6.77%)となった。
世界

22/23年産

  • 生産量は前年より45百万トン増加の394.7百万トンとなった。
  • 生産量の増加はブラジルでの24百万トン増の149百万トン、アルゼンチンでの9百万トン増の51百万トン、パラグアイでの5.8百万トン増の10百万トンなど南米における増産の影響が大きい。
  • 中国の輸入量は前年対比7百万トン増の99百万トンとなる見通し。
  • 期末在庫は、ブラジル、アルゼンチン、米国での増加を背景に、前年より14.4百万トン増加の99.6百万トン(期末在庫率:26.39%)となっている。

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