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海外原料需給動向

6月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 工業種子需要は5百万ブッシェル引き上げられたものの、輸出需要は直近の船積実績から50百万ブッシェル引き下げられた結果、期末在庫は45百万ブッシェル増の1,485百万ブッシェル(期末在庫率:9.97%)となる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は前月から変化なく、14,460百万ブッシェルとなる見通し。6月30日に作付け面積調査が報告される予定。
  • 期首在庫が前月から45百万ブッシェル上方修正され、供給量計も15,970百万ブッシェルに増加。
  • 需要面に関しては工業種子需要が5百万ブッシェル引き上げられた。
  • 結果的に期末在庫は主に期首在庫増を受け、前月対比40百万ブッシェル増の1,400百万ブッシェル(期末在庫率:9.61%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量は主にウクライナでの増加を受け1185.8百万トンに上方修正された。
  • 輸入量はEUで引き上げられたものの、モロッコやペルーで引き下げられた。
  • 期末在庫はウクライナや米国での増加を受け、310百万トン(期末在庫率26.17%)となっている。

大豆

米国

21/22年産

  • 好調な輸出成約やブラジルの輸出量の下方修正を背景とした輸出需要増を受け、期末在庫は前月比30百万ブッシェル減となる205百万ブッシェルとなる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は前月から変化なく、前年を上回る4,640百万ブッシェルとなる見通し。
  • 期首在庫が前月から30百万ブッシェル下方修正され、供給量計が4,860百万ブッシェルに減少。
  • 需要量は据え置かれた。
  • 結果的に期末在庫は期首在庫の減少を受け、前月より30百万ブッシェル減の280百万ブッシェル(期末在庫率:6.11%)となった。
世界

22/23年産

  • 生産量は前月から上方修正され、395.37百万トンとなる見通し。
  • 期首在庫は上方修正された。主に21/22年産のアルゼンチンとブラジルの生産量が上方修正されたことが要因。21/22年産生産量はアルゼンチンで単収の引き上げにより1.4百万トン増の43.4百万トン、ブラジルは面積の上方修正により1百万トン増の126百万トンとなっている。
  • 期末在庫は、期首在庫の増加を背景に、前月より0.9百万トン増加の100.5百万トン(期末在庫率:26.6%)となっている。

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