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海外原料需給動向

7月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 四半期在庫報告の内容を受け飼料その他需要が前月から25百万ブッシェル引き下げられた結果、期末在庫は25百万ブッシェル増の1,510百万ブッシェル(期末在庫率:10.16%)となる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は6月30日に発表された作付面積報告を受け、作付・収穫面積が引き上げられた結果、前月から45百万ブッシェル上方修正され14,505百万ブッシェルとなる見通し。
  • 期首在庫が前月から25百万ブッシェル上方修正され、供給量計も16,040百万ブッシェルに引き上げられた。
  • 需要面は変化なし。
  • 期末在庫は供給増を受け、前月対比70百万ブッシェル増の1,470百万ブッシェル(期末在庫率:10.09%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量は主にEUやロシアで引き下げられたものの、米国の増加を受け1185.9百万トンに上方修正された。
  • 輸出量はロシアが引き下げられた。
  • 中国の輸入量は据え置かれた。
  • 期末在庫は主に米国での増加を受け、313百万トン(期末在庫率26.40%)となっている。

大豆

米国

21/22年産

  • 搾油需要が引き下げられ、期末在庫は前月比10百万ブッシェル増加し、215百万ブッシェルとなる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は6月30日に発表された作付面積報告を受け、作付・収穫面積が引き下げられた結果、前月から135百万ブッシェル下方修正され4,505百万ブッシェルとなる見通し。
  • 期首在庫が前月から10百万ブッシェル上方修正されたものの、生産減を受け供給量計は4,735百万ブッシェルに減少。
  • 需要面では、大豆粕輸出減を受け搾油需要が前月から10百万ブッシェル引き下げられ、南米へのシフト見通しから輸出需要が65百万ブッシェル引き下げられた。
  • 期末在庫は需要減を上回る供給減から、前月より50百万ブッシェル減の230百万ブッシェル(期末在庫率:5.11%)となる見通し。
世界

21/22年産

  • 中国の輸出および搾油需要は2百万トン引き下げられた。アルゼンチンの生産量は0.6百万トン引き上げられた。
〇22/23年産
  • 生産量は米国やカナダの減少を受け、前月から引き下げられ391.4百万トンとなる見通し。
  • 期末在庫は、アルゼンチンで増加したものの、米国や中国、ブラジルでの引き下げを受け、99.6百万トン(期末在庫率:26.4%)に下方修正された。

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