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海外原料需給動向

10月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

21/22年産

  • 9月末の四半期在庫報告を受け期末在庫は前月から148百万ブッシェル減の1,377百万ブッシェル(期末在庫率:9.21%)となる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は、単収減を受け前月から49百万ブッシェル減の13,895百万ブッシェルとなる見通し。単収は前月比0.6ブッシェル/エーカー減となる171.9ブッシェル/エーカーに引き下げられた。
  • 生産減に期首在庫も下方修正されたため、供給量計は前月比172百万ブッシェル減となる15,322百万ブッシェルに引き下げられた。
  • 需要面は飼料用が50百万ブッシェル増となった一方で、輸出需要が125百万ブッシェル減、エタノール向けが50百万ブッシェル減となり、合計で前月から125百万ブッシェル引き下げられた。
  • 期末在庫は需要減を上回る供給減を受け、前月対比47百万ブッシェル減の1,172百万ブッシェル(期末在庫率:8.28%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はインドで引き上げられたものの、ルーマニアやハンガリー、フランスなどEUで引き下げられ、1168.7百万トンに下方修正された。
  • 輸出量はウクライナやインドが引き上げられたものの、米国で引き下げられた。
  • 輸入量はEUが引き上げられた。21/22年度の中国は22百万トンに引き下げられた。
  • 期末在庫は米国やウクライナ、中国などでの減少を受け、301.2百万トン(期末在庫率25.6%)に下方修正された。

大豆

米国

21/22年産

  • 9月末の四半期在庫報告を受け、期末在庫は前月比34百万ブッシェル増の274百万ブッシェルとなる見通し。
〇22/23年産
  • 生産量は単収減を受け前月比65百万ブッシェル減の4,313百万ブッシェルとなる見通し。単収は前月比0.7ブッシェル減の49.8ブッシェル/エーカーの見通し。
  • 期首在庫が上方修正されたものの、生産減を受け、供給量計は前月比31百万ブッシェル減の4,602百万ブッシェルに引き下げられた。
  • 需要面では、搾油需要が前月比10百万ブッシェル増となった一方で、一部需要の南米シフトから輸出需要が前月比40百万ブッシェル減となった。
  • 期末在庫は供給減を需要減が相殺し、前月から据え置きとなる200百万ブッシェル(期末在庫率:4.54%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はCONABの報告をもとにブラジルが3百万トン増加し、世界計は391百万トンに上方修正された。
  • 輸入量は中国が前月比1百万トン増となる98百万トンへ上方修正された。
  • 期末在庫は、主にブラジルでの引き上げを受け、100.5百万トン(期末在庫率:26.4%)に上方修正された。

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