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海外原料需給動向

3月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

22/23年産

  • 生産量は、前月から据え置き。
  • 需要面では、足元の実績を反映し輸出向けが75百万ブッシェル減となった。
  • 期末在庫は需要減を受け、前月対比75百万ブッシェル増の1,342百万ブッシェル(期末在庫率:9.71%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量は主にアルゼンチンでの引き下げを受け、1147.5百万トンに下方修正された。
  • アルゼンチンの減産は高温乾燥を背景とした単収の引き下げによるもの。
  • 輸出量はウクライナで引き上げられたものの、アルゼンチンや米国で引き下げられた。
  • 輸入量はトルコ、エジプトなどで下方修正された。
  • 期末在庫はウクライナやブラジルでの減少の一方で、米国やインドなどの増加を受け、前月比1.2百万トン増の296.5百万トン(期末在庫率25.6%)に上方修正された。

大豆

米国

22/23年産

  • 生産量は、前月から据え置きとなった。
  • 需要面は、輸出需要が前月比25百万ブッシェル増の2,015百万ブッシェルとなるが、搾油需要が前月比10百万ブッシェル減となる2,220百万ブッシェル見通し。
  • 期末在庫は、需要増を受け前月対比15百万ブッシェル減の210百万ブッシェル(期末在庫率:4.82%)となる見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はアルゼンチンの引き下げを受け、世界計は375百万トンに下方修正された。
  • アルゼンチンは高温乾燥による単収減を受け前月比8.0百万トン減の33百万トンとなる見通し。
  • 輸出量はアルゼンチンで下方修正となったが、ブラジルや米国は上方修正。
  • 輸入量はアルゼンチン、イラン、トルコで引き上げられた。
  • 搾油需要は予想を下回る搾油量となっている中国や生産量が下方修正されたアルゼンチンで減少。
  • 期末在庫は、中国で増加するものの、南米および米国の減少を受け、前月比2.0百万トン減の100百万トン(期末在庫率:26.9%)に下方修正された。

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