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海外原料需給動向

4月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

22/23年産

  • 供給面は、輸入が前月から10百万ブッシェル減となった。
  • 需要面は、工業向けが10百万ブッシェル減となった。
  • 期末在庫は供給および需要が同数量減少したため、前月から据え置きとなる1,342百万ブッシェル(期末在庫率:9.72%)見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はロシアで増加するものの、アルゼンチンやEUでの引き下げを受け、1144.5百万トンに下方修正された。
  • アルゼンチンの減産は高温乾燥を背景とした単収の引き下げによるもの。
  • 輸出量はウクライナやロシアで上方修正されたものの、アルゼンチンは下方修正となった。
  • 輸入量はエジプトやタイなどで下方修正されたものの、EUは上方修正となった。
  • 期末在庫はロシアやブラジルでの増加の一方で、ウクライナやEUなどの減少を受け、前月比1.1百万トン減の295.3百万トン(期末在庫率25.6%)に下方修正された。

大豆

米国

22/23年産

  • 需給共に変化なし。
  • 期末在庫は、前月から据え置きとなる210百万ブッシェル(期末在庫率:4.82%)見通し。
世界

22/23年産

  • 生産量はブラジルで増加するものの、アルゼンチンの引き下げを受け、世界計は369.6百万トンに下方修正された。
  • アルゼンチンは高温乾燥を受け前月比6百万トン減の27百万トンとなる見通し。
  • 輸入量はアルゼンチンで引き上げられたが、バングラデシュやエジプトで引き下げられた。
  • 搾油需要はブラジルで上方修正となったが、アルゼンチンや中国は下方修正となり、世界計も引き下げられた。
  • 期末在庫は、アルゼンチンで減少するものの、中国やブラジルの増加を受け、前月比0.3百万トン増の100.3百万トン(期末在庫率:27.4%)に上方修正された。

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