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海外原料需給動向

7月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

22/23年産

  • 輸出やエタノール需要が下方修正されたものの、飼料需要が上方修正された影響で、期末在庫は前月比50百万ブッシェル減の1,402百万ブッシェル(期末在庫率:10.21%)となる見通し。
〇23/24年産
  • 生産量は単収が前月比4ブッシェル/エーカー減の177.5ブッシェル/エーカーとなったものの、6月30日の作付面積調査を受け作付面積が94.1百万エーカーに引き上げられた結果、前月比55百万ブッシェル増となった。
  • 単収は7月上旬の降雨と冷涼な気候が作柄改善に繋がっているものの、6月の高温乾燥を受け下方修正となった。
  • 需要面は変化なし。
  • 期末在庫は期首在庫が減少したものの、これを上回る生産増を受け、前月対比5百万ブッシェル増の2,262百万ブッシェル(期末在庫率:15.62%)となる見通し。
世界

23/24年産

  • 生産量は上昇修正となった。EUで前月から引き下げられたものの、ウクライナやカナダで引き上げられた。
  • 22/23年度の生産量はアルゼンチンで前月比1百万トン減となったが、ブラジルが1百万トン増となった。
  • ウクライナの輸出およびEUの輸入が引き上げられた。中国の輸入は据え置かれた。
  • 期末在庫は前月比0.1百万トン増の314.1百万トン(期末在庫率26%)となる見通し。

大豆

米国

22/23年産

  • 輸出需要が引き下げられ、期末在庫は前月比20百万ブッシェル増の255百万ブッシェル(期末在庫率:5.90%)となる見通し。
○23/24年産
  • 生産量は単収が据え置かれたものの、6月30日の作付面積調査を受け作付面積が83.5百万エーカーに引き下げられた結果、前月比210百万ブッシェル減となった。
  • 需要面は搾油需要が10百万ブッシェル減、需要減退見通しから輸出需要が125百万ブッシェル減となった。
  • 期末在庫は期首在庫が増加し、需要が減少したものの、これを上回る生産減を受け、前月対比50百万ブッシェル減の300百万ブッシェル(期末在庫率:7.02%)となる見通し。
世界

23/24年産

  • 生産量はカナダで引き上げられたものの、米国の引き下げを受け、405.31百万トンに減少。
  • 中国やエジプト、タイの輸入減を背景に、米国の輸出が引き下げられた。なお、中国の22/23年度の輸入は1百万トン引き上げられた。
  • 期末在庫は、主に米国での減少を背景に、前月比2.4百万トン減の121百万トン(期末在庫率:31.5%)となる見通し。

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