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海外原料需給動向

10月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

2月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

22/23年産

  • 生産量の下方修正、飼料用需要の上方修正を受け、期末在庫は前月比91百万ブッシェル減の1,361百万ブッシェル(期末在庫率:9.88%)となる見通し。
〇23/24年産
  • 生産量は、単収が前月比0.8ブッシェル/エーカー減の173.0ブッシェル/エーカーとなり、前月比70百万ブッシェル減となった。
  • 需要面は、飼料用と輸出需要の減少を受け、前月比50百万ブッシェル減となった。
  • 期末在庫は期首在庫および生産量減を受け、前月対比110百万ブッシェル減の2,111百万ブッシェル(期末在庫率:14.72%)となる見通し。
世界

23/24年産

  • 生産量は微増となった。米国で引き下げられたものの、アルゼンチン、EUでは引き上げられた。
  • 22/23年産のブラジルは前月から変更なし。
  • 期末在庫は主に米国での減少を受け、前月比1.6百万トン減の312.4百万トン(期末在庫率26.0%)となる見通し。

大豆

米国

22/23年産

  • 需要減少が供給量減少を上回り、期末在庫は前月比18百万ブッシェル増の268百万ブッシェル(期末在庫率:6.23%)となる。
○23/24年産
  • 生産量は単収の引き下げにより、前月比42百万ブッシェル減となった。収穫面積は前月から変化はなく、単収は前月比0.5ブッシェル/エーカー下方修正された。主にカンザス、ミシガン、ネブラスカ州で減少している。
  • 生産量の減少と期首在庫の増加が一部相殺され、供給量は23百万ブッシェルの減少。
  • 需要面では搾油需要が前月比10百万ブッシェル増加の一方で、輸出量は南米との競合により35百万ブッシェル減となった。
  • 供給量と需要量がともに減少し、期末在庫は前月から変わらず220百万ブッシェル(期末在庫率:5.26%)となる。
世界

23/24年産

  • 生産量はインドの引き下げを受け、前月比1.8百万トン減の399.5百万トンとなる見通し。インドでは8月の記録的な乾燥から一転、9月に記録的な降雨に見舞われ単収に悪影響となった。
  • 輸出量はブラジルの増加が米国の減少と相殺され、前月比0.2百万トン減の168.2百万トンとなる見通し。
  • 搾油需要はインドとパキスタンで減少するものの、中国と米国で増加し、全体では前月から0.8百万トン増加の328.5百万トンとなる見通し。中国では好調な搾油および国内大豆粕需要を背景に、前月から1.0百万トン増加の97.0百万トン。
  • 期末在庫は主に中国、ブラジル、インドでの下方修正により、前月から3.6百万トン減の115.6百万トン見通し。

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