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海外原料需給動向

8月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

8月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

23/24年産

  • 供給面の変化なし。
  • 需要面は、工業・種子需要が15百万ブッシェル減、輸出需要が25百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は需要増を受け、前月対比10百万ブッシェル減の1,867百万ブッシェル(期末在庫率:12.56%)となる見通し。
〇24/25年産
  • 供給面は、作付面積が0.8百万エーカー減し、単収が2.1BU/エーカー増となり、生産量が47百万ブッシェル増となった。期首在庫の減少と相殺し、結果として前月対比36百万ブッシェル増となった。
  • 需要面は、工業・種子需要が15百万ブッシェル減、輸出需要が75百万ブッシェル増となり、結果として前月対比60百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は、需要増が供給増を上回り、前月対比24百万ブッシェル減の2,073百万ブッシェル(期末在庫13.85%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、EU、ロシア、セルビア、ウクライナ等の減産により減少した。
  • 輸出量は、米国で増加したものの、EU、ウクライナ、ロシア、インド等で減少した。
  • 輸入量は、インド等で増加したが、エジプト、チリ等で減少した。
  • 期末在庫は、EU等での減少が、メキシコとインドでの増産を部分的に相殺し、前月対比1.47百万トン減の310.17百万トン(期末在庫率:25.46%)となる見通し。

大豆

米国

23/24年産

  • 供給面は変化なし。
  • 需要面は種子・食用の増加をその他需要の減少が相殺。
  • 期末在庫は変化なし。
〇24/25年産
  • 供給面は、作付面積が1.0百万エーカー増し、単収が1.2BU/エーカー増となり、生産量が154百万ブッシェル増となった。
  • 需要面はその他需要が4百万ブッシェル増、輸出需要が25百万ブッシェル増となった。
  • 期末在庫は供給増が需要増を上回り、前月比125百万ブッシェル増の560百万ブッシェル(期末在庫率:12.76%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、米国、ウクライナ、ロシア、インド等の増加により、688万トン増加して428.7百万トンとなった。
  • 輸出量は、米国、ウクライナ等の増加がアルゼンチンの減少により一部相殺された。
  • 輸入量は、EU、イラン等で増加した。
  • 期末在庫は、中国、米国、アルゼンチンの増加がブラジルの減少を一部相殺し、前月対比6.5百万トン増の134.3百万トン(期末在庫率:33.34%)となった。

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