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海外原料需給動向

7月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

9月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

24/25年産

  • 供給面は、前月対比変更なく、16,655百万ブッシェルであった。
  • 需要面は、国内需要が下方修正されるも、輸出需要が上方修正され、15,315百万ブッシェルに増加した。
  • 期末在庫は、需要の増により、1,340百万ブッシェル(期末在庫率:8.75%)となる見通し。
  

25/26年産

  • 供給面は、収穫面積の減少を受けた生産量の前月対比下方修正を受け、17,070百万ブッシェルとなった。
  • 需要面は、飼料用向け需要が前月対比で下方修正され、15,410百万ブッシェルの見通し。
  • 期末在庫は、供給量の減少が需要の減少を上回り、1,660百万ブッシェル(期末在庫率:10.77%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、ブラジルの上方修正を受け、前月対比2百万トン増の1,225百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は、前月対比で米国産の上方修正により192.6百万トンの見通し。
  • 輸入量は、中国が前月に続き下方修正の見通し。
  • 期末在庫は、中国の輸入量減による在庫減少見通しと、ブラジルの生産量増見通しが一部相殺し、前月対比0.86百トン減の284.18百万トン(期末在庫率:22.6%)となる見通し。
  

25/26年産

  • 生産量は、米国産の生産量下方修正を受け、前月対比2.3百万トン減の1,264百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は、前月対比ほとんど横ばいの見通し。
  • 輸入量は、中東等の需要増を受け、前月対比若干の上方修正の187.8百万トンの見通し。
  • 期末在庫は、中国の期首在庫の減少と米国の生産量下方修正をブラジルの期首在庫増が一部相殺するも、3.1百トン減の272百万トン(期末在庫率:21.3%)となる見通し。

大豆

米国

24/25年産

  • 供給面について、前月対比変更はなかった。
  • 需要面においても、国内需要が下方修正されるも輸出需要の上方修正と相殺され、全体では前月対比変更なく4,384百万ブッシェルとなった。
  • 期末在庫も前月対比変更なく、350百万ブッシェル(期末在庫率:7.98%)となる見通し。
  

25/26年産

  • 供給面は、収穫面積の減少を受けた生産量の前月対比下方修正を受け、4,705百万ブッシェルとなった。
  • 需要面は、米国環境保護庁が提案した再生可能燃料基準義務量を考慮した搾油需要が見通され、搾油需要が前月対比上方修正されている。一方で輸出需要は下方修正されており、全体では前月対比下方修正となる4,395百万ブッシェルとなった。
  • 期末在庫は、需要の減少が供給量の減少を上回り、310百万ブッシェル(期末在庫率:7.05%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、アルゼンチンの上方修正を受け、前月対比1.2百万トン増の422百万トンとなる見通し。
  • 輸入量は、中国が下方修正の見通し。
  • 輸出量はパラグアイが上方修正されるも、ブラジルの下方修正により相殺され、前月対比ほとんど横ばいの見通し。
  • 期末在庫は、中国の輸入量減による在庫減少見通しとブラジルの輸出量減による自国在庫上方修正が一部相殺し、前月対比約1百万トン増の125.1百万トン(期末在庫率:30.6%)となった。
  

25/26年産

  • 生産量は、米国は下方修正、主要生産国は前月対比変更なしも、その他の国の上方修正により全体では427.7百万トンと上方修正の見通し。
  • 輸出量はパラグアイが上方修正されるも、米国の減少が一部相殺し、前月対比0.8百万トン減の187.6百万トンの見通し。
  • 期末在庫は、期首在庫の増加を受け、126百万トン(期末在庫率:29.7%)の見通し。

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