相場情報
JA全農ミートフーズの発表する豚枝肉相場場情報を掲載しています。
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食肉情勢(令和8年5月)
豚肉
供給
(1)国産
3月の全国豚と畜頭数は、1,386千頭と前年を上回った。(前年比102.5%)地域別と畜頭数(数値は前年同月比):北海道101.6%、東北103.3%、関東102.5%、北陸甲信越108.1%、東海100.3%、近畿92.9%、中四国103.8%、九州・沖縄101.9%
4月の全国と畜頭数は、1,326千頭(速報値4月30日まで集計、前年比96.3%)と前年を下回る見込みとなった。なお、稼働日数は昨年と同様で、1日当たりの平均と畜頭数は63,138頭(前年実績:65,537頭/日、前年差▲2,399頭/日)となった。
肉豚生産出荷予測(農水省食肉鶏卵課:4月22日付け)によると、5月:1,172千頭(前年比90%)、6月:1,318千頭(同107%)、7月:1,375千頭(同107%)、8月:1,072千頭(同91%)、9月:1,263千頭(同96%)であり、今後5か月間の合計頭数は前年比約98%と前年を下回る見込みとなった。
4月の全国と畜頭数は、1,326千頭(速報値4月30日まで集計、前年比96.3%)と前年を下回る見込みとなった。なお、稼働日数は昨年と同様で、1日当たりの平均と畜頭数は63,138頭(前年実績:65,537頭/日、前年差▲2,399頭/日)となった。
肉豚生産出荷予測(農水省食肉鶏卵課:4月22日付け)によると、5月:1,172千頭(前年比90%)、6月:1,318千頭(同107%)、7月:1,375千頭(同107%)、8月:1,072千頭(同91%)、9月:1,263千頭(同96%)であり、今後5か月間の合計頭数は前年比約98%と前年を下回る見込みとなった。
(2)輸入
3月の輸入通関実績は、豚肉全体で76.9千トン(前年比116.5%、前月比117.3%)と前年を上回った。内訳は、チルドが41.1千トン(前年比122.9%、前月比124.1%)、フローズンは35.7千トン(同109.9%、同110.3%)となった。輸入相手国別では、チルドはカナダ、米国、メキシコが増加し、フローズンはブラジル、米国、メキシコが増加した。
(参考)形態別相手国別輸入数量
チルド:カナダ23.0千トン(前年比132.6%)、米国12.9千トン(同103.9%)、メキシコ5.3千トン(同140.7%)
フローズン:ブラジル10.7千トン(前年比149.4%)、米国6.5千トン(同183.7%)、メキシコ5.2千トン(同144.6%)、カナダ4.1千トン(同184.6%)、チリ2.7千トン(同101.1%)、スペイン1.9千トン(同20.7%)
(独)農畜産業振興機構の需給予測(4月27日公表)によると、4月の輸入量:92.6千トン(前年比98.6%)、5月の輸入量:88.1千トン(同97.4%)と見込まれる。チルドは、相場上昇による牛肉、鶏肉からの需要シフトの影響等から、4月、5月ともに前年同月を上回ると予測する。フローズンは、ASF発生によるスペイン産の輸入一時停止措置の影響によりスペイン産の減少が見込まれる一方、代替として北米産、ブラジル産等の増加が見込まれるものの、全体では4月、5月ともに前年同月を下回ると予測する。3か月平均では、チルドは前年同月を上回り、フローズンは下回ると見込んでいる。
令和8年4月:合計92.6千トン(前年比98.6%)、チルド39.3千トン(同109.7%)、フローズン53.3千トン(同91.8%)
令和8年5月:合計88.1千トン(前年比97.4%)、チルド38.1千トン(同110.4%)、フローズン50.0千トン(同89.4%)
直近3か月(3月~5月)平均:合計85.9千トン(前年比102.9%)、チルド39.3千トン(同113.6%)、フローズン46.6千トン(同95.4%)
(参考)形態別相手国別輸入数量
チルド:カナダ23.0千トン(前年比132.6%)、米国12.9千トン(同103.9%)、メキシコ5.3千トン(同140.7%)
フローズン:ブラジル10.7千トン(前年比149.4%)、米国6.5千トン(同183.7%)、メキシコ5.2千トン(同144.6%)、カナダ4.1千トン(同184.6%)、チリ2.7千トン(同101.1%)、スペイン1.9千トン(同20.7%)
(独)農畜産業振興機構の需給予測(4月27日公表)によると、4月の輸入量:92.6千トン(前年比98.6%)、5月の輸入量:88.1千トン(同97.4%)と見込まれる。チルドは、相場上昇による牛肉、鶏肉からの需要シフトの影響等から、4月、5月ともに前年同月を上回ると予測する。フローズンは、ASF発生によるスペイン産の輸入一時停止措置の影響によりスペイン産の減少が見込まれる一方、代替として北米産、ブラジル産等の増加が見込まれるものの、全体では4月、5月ともに前年同月を下回ると予測する。3か月平均では、チルドは前年同月を上回り、フローズンは下回ると見込んでいる。
令和8年4月:合計92.6千トン(前年比98.6%)、チルド39.3千トン(同109.7%)、フローズン53.3千トン(同91.8%)
令和8年5月:合計88.1千トン(前年比97.4%)、チルド38.1千トン(同110.4%)、フローズン50.0千トン(同89.4%)
直近3か月(3月~5月)平均:合計85.9千トン(前年比102.9%)、チルド39.3千トン(同113.6%)、フローズン46.6千トン(同95.4%)
需要
(1)家計
総務省発表の3月度家計調査報告によると、全国二人以上の1世帯当たり豚肉購入数量は1,946g(前年比101.9%)、支出金額が3,114円(同104.1%)となり、購入量、支出金額ともに前年同月を上回った。
(2)小売
日本スーパーマーケット協会など食品関連スーパー3団体の3月の販売統計速報によると、畜産部門の売上高は1,309.0億円(前年比104.5%、既存店ベース102.6%)と前年を上回った。価格上昇を背景に豚肉・鶏肉の値頃商材へ需要シフトが継続。輸入牛は相場高の影響で低調が続くも、国産牛や和牛は販促効果もあり回復傾向も見られた。小間切れや切落し等の値頃商品の動きに加え、週末には焼肉やステーキ用商品が売上に寄与。鶏肉は相場高と一部の品不足が続く中でもモモ・ムネ等の定番部位に加え、味付け肉や冷凍品が売上を牽引した。ハム・ソーセージは定番商品が低調。
日本チェーンストア協会が公表した3月販売概況によると、畜産品の売上は907.8億円(店舗調整後で前年比103.6%)となり、前年を上回った。豚肉、鶏肉は好調だったが、牛肉は鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
全体的に出荷・上場頭数が前年より少ないことから、実需以上に相場が押し上げられた形となった。国産豚肉の需要は堅調であるが、今後はスソもの中心の需要が見込まれる。
日本チェーンストア協会が公表した3月販売概況によると、畜産品の売上は907.8億円(店舗調整後で前年比103.6%)となり、前年を上回った。豚肉、鶏肉は好調だったが、牛肉は鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
全体的に出荷・上場頭数が前年より少ないことから、実需以上に相場が押し上げられた形となった。国産豚肉の需要は堅調であるが、今後はスソもの中心の需要が見込まれる。
(3)加工品
日本ハム・ソーセージ工業協同組合発表の3月の豚肉加工品仕向量は27.6千トン(前年比101.2%)と、加工品の値上げによる販売不振が続いているが、前年を上回った。内訳は、国産原料5.6千トン(前年比100.8%)・輸入原料22.0千トン(同101.3%)となった。なお、上記仕向量とは別枠のシーズンドポークは8.9千トン(前年比99.2%)と、前年を下回った。
在庫
(独)農畜産業振興機構の需給予測(4月27日公表)によると、3月末の推定期末在庫量は210.9千トン(前年比97.4%、前月比100.6%)となり、前年を下回った。内訳は、輸入品:186.0千トン(前年比96.8%、前月比99.9%)となり前年を下回り、国産品:24.9千トン(同101.9%、同106.0%)となり、前年を上回った。また、今後の期末在庫は、4月は215.5千トン(同97.1%)、5月は222.6千トン(同93.4%)と予測し、ともに前年を下回る見込みで推移するものと見られる。
市況
(1)4月~5月
4月の東京市場枝肉卸売価格(速報値:4月30日時点)は、769円/kg(前年比128.4%)と前年を上回った。4月前半の相場は新学期・学校給食開始および行楽需要から強含みであった。中旬に若干一服感が出たものの、後半はGW向けの手当のため、需給の引き締まり感が強まりさらに高相場となった。
5月は出荷頭数が例年より少ない見込みであることや、輸入冷凍豚肉の数量減も継続しており、需給が引き締まること可能性が高く、引き続き強含みでの推移を見込む。
5月は出荷頭数が例年より少ない見込みであることや、輸入冷凍豚肉の数量減も継続しており、需給が引き締まること可能性が高く、引き続き強含みでの推移を見込む。