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海外原料需給動向

5月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給・コメント

9月発表 アメリカ農務省穀物需給見通し 国内需給

とうもろこし

米国

24/25年産

  • 供給面は、先月対比変更なく、16,655百万ブッシェルであった。
  • 需要面は、輸出需要が先月対比で上方修正され、15,240百万ブッシェルに増加した。
  • 期末在庫は、需要の上方修正により、1,415百万ブッシェル(期末在庫率:9.28%)となる見通し。
  

25/26年産 ※作付面積、収穫面積、単位収量は2025年3月31日の調査に基づく

  • 供給面は、作付面積と単収が昨年度産対比増加と見通され、17,260百万ブッシェルとなった。作付面積の9,530万エーカーは、実現すれば過去10年間で最高の面積となる。単収は過去の傾向に基づく天候予測を前提に作成している。
  • 需要面は、飼料需要ならびに輸出需要が前年対比増加と見通され、全体では15,460百万ブッシェルの見通し。
  • 期末在庫は、供給の増加が需要の増加を上回り、1,800百万ブッシェル(期末在庫率:11.64%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、主にブラジルの上方修正を受け、先月対比6.1百万トン増の1,221百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は、先月対比で米国産が上方修正された一方、南米産が下方修正された。
  • 輸入量は、先月対比で欧州向けが増加した。
  • 期末在庫は、中国の内需増加とブラジルの生産量増により需給がおおむね相殺され、前月対比0.4百トン減の287.3百万トン(期末在庫率:23%)となる見通し。
  

25/26年産

  • 生産量は、米国産の大幅増産見通しをはじめ各国の増加を受け、前年対比43.7百万トン増の1,265百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は、米国産、アルゼンチン産、ウクライナ産が前年対比増加の見通し。
  • 輸入量は、中国を中心に世界的な需要の増加が見通されている。
  • 期末在庫は、米国が前年対比増加の一方、中国とブラジルが前月対比減少の見込みとなっており、9.5百トン減の277.8百万トン(期末在庫率:21.8%)となる見通し。

大豆

米国

24/25年産

  • 供給面は、先月対比変更なく4,734百万ブッシェルとなった。
  • 需要面は、輸出向けが先月対比で若干上方修正され、4,384百万ブッシェルとなった。
  • 期末在庫は、350百万ブッシェル(期末在庫率:7.98%)となる見通し。
  

25/26年産 ※作付面積、収穫面積、単位収量は2025年3月31日の調査に基づく

  • 供給面は、作付面積が前年対比減少しており、4,710百万ブッシェルと前年対比減少の見通し。
  • 需要面は、輸出向け需要は前年対比減少しているものの、搾油向け需要が前年対比増加しており、4,415百万ブッシェルとなった。
  • 期末在庫は、前年対比で供給の減少と需要の増加の見通しとなっており、295百万ブッシェル(期末在庫率:6.68%)となる見通し。
世界

24/25年産

  • 生産量は、先月対比ほぼ横ばいで420.87百万トンとなる見通し。
  • 輸出量は南米産が減少、輸入量は中国が減少し、輸出入の増減は相殺されている。
  • 搾油量は、主に中国で減少した。
  • 期末在庫は、前月対比0.7百万トン増の123.2百万トン(期末在庫率:30.0%)となった。
  

25/26年産

  • 生産量は、米国産は減少するものの、ブラジルの増産見通しを受け、前年対比対比6百万トン増の426.82百万トンとなる見通し。
  • 輸出量はブラジルをはじめとする南米産が前年対比増加の見通し。
  • 輸入量は、中国や東南アジア、メキシコを中心に世界的な需要の増加が見通されている。
  • 搾油量は、主に中国、米国、ブラジルが前年対比増加の見通し。
  • 期末在庫は、需要の増加が供給の増加を上回り、124.3百万トン(期末在庫率:29.3%)の見通し。

4月発表 アメリカ農務省 世界需給

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